「ロッカールームの雰囲気が変わり、楽しくプレーできている」とティーグ
ミネソタ・ティンバーウルブズが好調だ。ジミー・バトラー放出後、ここまで3戦無敗を記録しており、11月17日(現地時間16日)にはウエスタン・カンファレンス上位のポートランド・トレイルブレイザーズ相手に112-96で快勝した。
バトラーとのトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから獲得したロバート・コビントンはスターター、ダリオ・シャリッチはベンチスタートとしてプレーしており、それぞれ及第点の働きを見せている。
大黒柱カール・アンソニー・タウンズは現地メディアに対して、ジョークを交えながら「このチームにこれまでとは異なるカルチャーを持ち込もうとしている」とコメント。現在のウルブズは、緊張感あふれる殺伐とした雰囲気ではなく、ジョークや笑いがたえないロッカールームになりつつあるという。
もちろん、試合でもそのムードでは勝ち切ることが難しいはずだが、新加入したチームメートたちも含めて、仲の良いファミリーとして結束しようとしていると言っていいだろう。
現地メディア『Pioneer Press』でウルブズの番記者を務めるジェイス・フレデリック記者によると、先発ポイントガードを務めるジェフ・ティーグが「僕らは楽しくバスケットボールをプレーできている。たぶん、ロッカールームに何人か新たな選手が加わったからだろうね。(それまでは)数人のチームメートが緊迫感を与えていた。でも新しく加入した選手たちはコート内外で本当にいいヤツなんだ」と語り、チーム好調の要因を明かした。
ウルブズは現在7勝9敗でウエスト13位。ハイレベルな争いが展開されているウエストにおいて、2年連続のプレーオフ出場は決して簡単ではない。それでも、新たなチームへと生まれ変わることで、ウルブズにもまだまだチャンスはあると言っていいはずだ。