自身初の優勝を達成したマイアミで、超絶パフォーマンスを披露したレブロン
11月19日(現地時間18日)、レブロン・ジェームズ率いるロサンゼルス・レイカーズは、マイアミ・ヒートのホーム、アメリカン・エアラインズ・アリーナで試合を行った。
この試合、レブロンは第1クォーターだけで19得点を奪うなど快調に飛ばす。第3クォーターにも14得点を奪い、試合終了間際には長距離砲をねじ込んで今季自己ベストとなる51得点。113-97でレイカーズを勝利へと導き、今季9勝目(9勝7敗)をもたらした。
最後の場面、レブロンはランス・スティーブンソンに「きっとこの場面では3ポイントを決めることはないだろうね」と言われていたという。そしてディープ3を決めると、真っ先にスティーブンソンを指さしたことを『AP』へ明かしている。
レブロンはこの日、フィールドゴール31投中19本、うち3ポイントは8投中6本も決めており、フリースローでは10投中7本を成功。レギュラーシーズンで50得点以上を挙げたのは通算12度目となり、アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)と並んで歴代6位タイへと浮上した。
チームメートのカイル・クーズマは、レブロンのパフォーマンスを目の当たりにして「もし彼が望むなら、平均40得点だって可能だと思う」と語れば、ロンゾ・ボールも「今夜の彼は、ゲームを完全に支配していた」と脱帽。
レブロンにとって、マイアミはかつて4シーズン所属した都市であり、2012年に自身初の優勝、そして翌13年には2連覇を達成した思い出深い場所。レブロンはマイアミについてこう語っていた。
「ここでプレーするのはいつだって最高さ。(ヒート在籍時に)あまり良くない時期もあったけど、それ以上にすばらしい時間を過ごしてきた。マイアミの人々のことをいつも愛して尊敬している。特にここで働く人たちにはね」。
親友であり、元チームメートのドウェイン・ウェイドは娘が生まれたことにより、欠場となったものの、共に2連覇を達成したユドニス・ハズレムとはハグし、言葉を交わしていた。