それぞれの役割を遂行したピストンズが王者を下して5連勝を飾る
12月2日(現地時間1日)、デトロイト・ピストンズはホームのリトル・シーザーズ・アリーナで王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとの対戦に挑んだ。
この日、ウォリアーズのステフィン・カリーが11月9日(同8日)のミルウォーキー・バックス戦以来となる戦列復帰。ここ4戦で3勝しているウォリアーズとしては、カリー復帰で勢いに乗りたいところだった。
ところが、4連勝中のピストンズがブレイク・グリフィンとアンドレ・ドラモンドを中心とした戦いぶりで、ディフェンディング・チャンピオンとのゲームを111-102で制し、今季最長の5連勝を飾った。
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— Detroit Pistons (@DetroitPistons) December 2, 2018
ピストンズではグリフィンが26得点6リバウンド5アシスト、レジー・ジャクソンが17得点5アシスト、ドラモンドが16得点19リバウンド3スティール2ブロック、レジー・ブロックが10得点。ベンチスタートのスタンリー・ジョンソンが19得点7リバウンド、イシュ・スミスが11得点をマーク。
グリフィンは試合後、『AP』へ「間違いなく大きな勝利。僕らは強豪チームに立ち向かい、ホームコートを守ることができた」と振り返った。
「このチームの選手たちは、それぞれの役割を理解し、きちんと受け入れていた。エナジーを持ってプレーし、チャンピオンチームを打ち砕くことができたことは大きい」と評し、ドウェイン・ケイシーHCは選手たちを絶賛。
一方のウォリアーズは、7点ビハインドで突入した最終クォーターで射程圏内に迫ることもできず、カリー復帰戦を白星で飾れなかった。
ケビン・デュラントは8本のオフェンシブ・リバウンドをもぎ取ったドラモンドについて「彼とプレーするのは本当にタフなことだ。彼らがペネトレーションすると、ビッグマンたちがヘルプしようと入り込んでくる。そして彼はリバウンドをつかみ取ろうとしてきたんだ」と口にし、セカンドチャンスを奪われたことを悔やんだ。
ウォリアーズではデュラントがゲームハイの28得点に6リバウンド7アシスト2ブロック、カリーが27得点5リバウンド2スティール、クレイ・トンプソンが21得点8リバウンド2スティール。
「僕らは今夜よりももっとうまくプレーできることはわかってる」と語ったカリー。「コートに戻ってくることができて良かった。でも前半は自分のタイミングが戻ってなかった。後半に入って、自分が行きたいと思う場所へ行くことができたと思う。でもショットが落ち始めてきたんだ」と続けた。
この日のカリーはフィールドゴール21投中10本、3ポイントは9投中3本成功。フリースローは4投中4本決めたものの、ターンオーバーを7本犯すなど、本調子とは言えなかった。