王者ウォリアーズがバックスを今季最少得点に抑え込んで見事なリベンジ!

トンプソンと並ぶチームトップタイの20得点を挙げたカリー[写真]=Getty Images

今季全試合で100得点以上を挙げていたバックスを95得点にシャットアウト

 12月8日(現地時間7日)、3連覇を狙う王者ゴールデンステイト・ウォリアーズがミルウォーキー・バックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムに乗り込んだ。

 ウォリアーズのホーム、オラクル・アリーナで行われた11月9日(同8日)の試合では、134-111でバックスが快勝を収めていた。それぞれのカンファレンスで上位に君臨するチーム同士の第2ラウンドは、ウォリアーズが完璧と言っていいほどのリベンジを遂行。

 この日のウォリアーズはステフィン・カリークレイ・トンプソンがそれぞれ4本の3ポイントを沈め、ベンチスタートのジョナス・ジェレブコも4本成功、さらにはアンドレ・イグダーラとアルフォンゾ・マッキニーがそれぞれ3本を決めるなど計19本の長距離砲をお見舞いし、最終スコア105-95で勝利。3連勝を飾り、今季成績を18勝9敗とした。

 だがこの日の勝因は、なんと言ってもディフェンスだろう。トンプソンは試合後、『AP』へこう振り返っていた。

 「今季はあまり良いディフェンスができていなかったからね。この試合、僕らはようやくディフェンスでゲームを制し、相手チームの3ポイント成功率を抑えることができた。本当にいい感じだったよ」。

 今季ここまでの全23試合において、バックスはリーグ唯一となる100得点以上を挙げていた。しかしこの試合では得点(95)、フィールドゴール成功率(39.1パーセント)、3ポイント成功率(17.9パーセント)と、いずれもシーズンワーストに抑え込まれ、ウォリアーズがディフェンス面でバックスをシャットアウト。

ベテランのイグダーラは先発出場でシーズンハイの15得点をマークする活躍を見せた[写真]=Getty Images

 バックスのマイク・ブーデンホルザーHCもこの試合について「彼ら(ウォリアーズ)は我々に対してスイッチを多用したり、フォーメーションを台無しにしたりと、簡単にオフェンスをさせてもらえなかった」と振り返っている。

 勝利したウォリアーズではカリーが20得点4リバウンド8アシスト、トンプソンが20得点5リバウンド6アシスト4スティール2ブロック、イグダーラがシーズンハイの15得点に8リバウンド、ジェレブコが12得点5リバウンド、デュラントが11得点8リバウンド6アシストを記録。

 バックスではヤニス・アデトクンボがゲームハイの22得点15リバウンドに5アシスト2スティール2ブロック、マルコム・ブログドンが15得点7リバウンド、ブルック・ロペスが14得点6リバウンド、エリック・ブレッドソーが14得点4アシスト4スティールを挙げるも、王者相手に2勝することはできなかった。

ブレッドソーは前回の対戦でゲームハイの26得点を挙げていたが、この日は14得点に終わった[写真]=Getty Images

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