今季全試合で100得点以上を挙げていたバックスを95得点にシャットアウト
12月8日(現地時間7日)、3連覇を狙う王者ゴールデンステイト・ウォリアーズがミルウォーキー・バックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムに乗り込んだ。
ウォリアーズのホーム、オラクル・アリーナで行われた11月9日(同8日)の試合では、134-111でバックスが快勝を収めていた。それぞれのカンファレンスで上位に君臨するチーム同士の第2ラウンドは、ウォリアーズが完璧と言っていいほどのリベンジを遂行。
この日のウォリアーズはステフィン・カリーとクレイ・トンプソンがそれぞれ4本の3ポイントを沈め、ベンチスタートのジョナス・ジェレブコも4本成功、さらにはアンドレ・イグダーラとアルフォンゾ・マッキニーがそれぞれ3本を決めるなど計19本の長距離砲をお見舞いし、最終スコア105-95で勝利。3連勝を飾り、今季成績を18勝9敗とした。
Steph Curry and Klay Thompson combine for 40 PTS, 14 AST in the @warriors road win in Milwaukee! #DubNation pic.twitter.com/TXvi8YgHS8
— NBA (@NBA) December 8, 2018
だがこの日の勝因は、なんと言ってもディフェンスだろう。トンプソンは試合後、『AP』へこう振り返っていた。
「今季はあまり良いディフェンスができていなかったからね。この試合、僕らはようやくディフェンスでゲームを制し、相手チームの3ポイント成功率を抑えることができた。本当にいい感じだったよ」。
今季ここまでの全23試合において、バックスはリーグ唯一となる100得点以上を挙げていた。しかしこの試合では得点(95)、フィールドゴール成功率(39.1パーセント)、3ポイント成功率(17.9パーセント)と、いずれもシーズンワーストに抑え込まれ、ウォリアーズがディフェンス面でバックスをシャットアウト。
バックスのマイク・ブーデンホルザーHCもこの試合について「彼ら(ウォリアーズ)は我々に対してスイッチを多用したり、フォーメーションを台無しにしたりと、簡単にオフェンスをさせてもらえなかった」と振り返っている。
勝利したウォリアーズではカリーが20得点4リバウンド8アシスト、トンプソンが20得点5リバウンド6アシスト4スティール2ブロック、イグダーラがシーズンハイの15得点に8リバウンド、ジェレブコが12得点5リバウンド、デュラントが11得点8リバウンド6アシストを記録。
バックスではヤニス・アデトクンボがゲームハイの22得点15リバウンドに5アシスト2スティール2ブロック、マルコム・ブログドンが15得点7リバウンド、ブルック・ロペスが14得点6リバウンド、エリック・ブレッドソーが14得点4アシスト4スティールを挙げるも、王者相手に2勝することはできなかった。