昨季は自己最高の平均15.1得点4.0アシストを記録した26歳のコンボガード
先日、ワシントン・ウィザーズとフェニックス・サンズによる2チーム間のトレードで、サンズへ移籍したオースティン・リバースが、一度もプレーすることなく決別することとなった。
現地メディア『ESPN』によると、リバースは12月18日(現地時間17日)終了時点でウエスタン・カンファレンス最下位の7勝24敗に沈むサンズではなく、プレーオフ出場が見込める、かつ自身がフィットするチームでプレーすることを希望しているという。
リバースの契約は今季限り。年俸1,265万ドル(約14億1,680万円)を受け取ったうえで、他チームと契約することとなる。
キャリア7シーズン目のリバースは、昨季まで約4シーズンをロサンゼルス・クリッパーズでプレー。父ドック・リバースHCの下、徐々にプレータイムを伸ばしていき、昨季は自己最高となる平均33.7分15.1得点2.4リバウンド4.0アシスト1.2スティールを挙げていた。
ところが、今年6月27日(同26日)にマーチン・ゴータットとのトレードでウィザーズへ移籍。今季はここまで29試合(うち先発は2試合)に出場し、平均23.6分7.2得点2.4リバウンド2.0アシストをマーク。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、サンズとのバイアウト(契約買い取り)を済ませた後、リバースに対して4、5チームが獲得に関心を持つだろうと報じている。
はたして、26歳のコンボガード、リバースはどこへ行くのか。リーグ上位の成績を残す中、バックコートにケガ人を抱えたチームや得点力不足に苦しむチームがリバースを獲得することになりそうだ。