41歳で迎えた今季、キャブス戦でシーズンハイとなる21得点を奪う大活躍
12月30日(現地時間29日)、アトランタ・ホークスはホームのステイト・ファーム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、111-108で勝利を収めた。
ホークスはここ6試合で5勝をマーク。シーズン序盤はイースタン・カンファレンス最下位を争う成績だったが、ここにきてイースト12位(11勝24敗)まで順位を上げている。
この試合では新人トレイ・ヤングが21得点9アシスト、ジョン・コリンズが14得点12リバウンドを挙げるなど若手が活躍し、キャブスの追い上げを振り切った。
そして見逃せないのが、現役最年長のビンス・カーターの働きだ。「何よりも、僕は(チームに)エナジーをもたらしたかったんだ」と『AP』へ語ったベンチスタートの41歳は、約23分の出場ながらヤングと並ぶチームトップタイの21得点に4リバウンド1スティールを挙げて勝利を大きく後押し。7投中4本の長距離砲を決めるなど高確率なショットも見事だった。
https://twitter.com/ATLHawks/status/1079395344113377280
カーターはキャブス戦で21得点を挙げたことにより、チームトップまたはトップタイの得点を記録した史上最年長の選手となった。来月42歳を迎えるものの、今季はホークスでローテーション入りしており、平均17.9分7.7得点2.8リバウンド1.0アシストを記録。
キャリア21シーズン目のカーターはキャブス戦後に「僕は最も若い選手ではない。でも誰よりもハードにプレーしたいんだ」と誇らしげにコメント。愛してやまないバスケットボールと向き合い、ハードワークを体現しつつも楽しんでプレーしている。
若手のメンター(助言者)としてコミュニケーションを取りながら指導しつつ、自らもコートに出てプレーするカーターを、応援せずにはいられない。