2018.11.12

レブロン&チャンドラーが試合を締めたレイカーズがホークスを下して今季初の3連勝!

レブロン(左)のダンク、チャンドラー(右)のブロックで接戦を制したレイカーズ[写真]=Getty Images
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カーターのダンクで逆転されるも、ベテラン陣が仕事を遂行して接戦を制す

 11月12日(現地時間11日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームのステープルズ・センターでアトランタ・ホークスとの一戦に臨んだ。

 第1クォーターはレイカーズ(28-22)、第2クォーターはホークス(31-24)が得点面で上回り、前半は53-52でホークスが1点をリードする。

 後半に入ると、ホームのレイカーズが加速していく。レブロン・ジェームズのジャンパーで逆転に成功すると、ロンゾ・ボールカイル・クーズマが続けて3ポイントを決め切り、レイカーズがリードを拡大。

 ホークスはトーリアン・プリンスの5連続得点で1点差まで追い上げるも、レブロンのダンクとクーズマのレイアップでレイカーズが再びリードを広げ、第3クォーター中盤には2ケタ点差をつける。それでも、ホークスは残り約1分からトレイ・ヤングのショットとケント・ベイズモアの2連続3ポインターで追い上げ、75-84の9点ビハインドとした。

 第4クォーター序盤は3ポイントが交互に飛び出し、スコアを重ねていった。ホークスはプリンスとヤング、レイカーズはランス・スティーブンソンが2本の長距離砲を突き刺し、点差は変わらず。

司令塔としてヤングは20得点12アシストをマークし、レイカーズに食らい付いた[写真]=Getty Images

 しかし、ホークスはアレックス・レンやヤング、プリンスにビンス・カーターが加点していき、残り5分26秒で逆転(99-98)に成功。その後ヤングの3ポイントも飛び出し、ホークスがリードしていく。

 その後レイカーズはレブロン、ジョシュ・ハート、クーズマのショットで残り1分34秒に同点とすると、ベイズモアのテクニカルファウルで得たフリースローをクーズマが決めて1点をリード。

 粘るホークスは残り1分21秒にヤングのアシストでカーターがダンクをたたき込み、106-105で1点をリード。レイカーズはレブロンが残り19.9秒で得たフリースローを2本とも落としてしまい、窮地に陥ってしまう。

 ところが、クーズマがオフェンシブ・リバウンドをもぎ取り、1本目はカーターにブロックされるも、自らボールを奪うと、今度はリングめがけてショットを放つ。そしてリング右側からするするとレブロンが飛び出し、ティップインダンク。

決勝弾となったティップインダンク。レブロンは豪快にたたき込んだ[写真]=Getty Images

 残り15.3秒に1点をリードしたレイカーズ。ホークスは逆転を懸けてヤングがドライブからレイアップを放ったものの、大ベテランのタイソン・チャンドラーが値千金のブロックを決めて劇的勝利。最終スコア107-106とし、今季初の3連勝を飾った。

直近6試合で5勝を挙げて勢いに乗るレイカーズ

 レイカーズではレブロンがゲームハイの26得点に7リバウンド4アシスト2スティール、クーズマが18得点8リバウンド2スティール、スティーブンソンとケンテイビアス・コールドウェル・ポープがそれぞれ11得点、ブランドン・イングラムが10得点をマーク。

 ルーク・ウォルトンHCは、オフェンシブ・リバウンド5本に2スティール3ブロックを挙げたチャンドラーについて「彼は大きな存在になっている。コート上だけでなくハドルの中でも言葉でチームに好影響をもたらしている。彼がいれくれてとてもハッピーだ」と『AP』へコメント。

 レイカーズは直近6試合で5勝を挙げ、試合終了後にはレブロンとチャンドラーがハグを交わし、勝利を喜んだ。

レイカーズの勝利を決定づけたチャンドラーのブロック。ベテランが貴重な仕事を遂行してみせた[写真]=Getty Images

 決勝点となったレブロンのダンクについて聞かれたチャンドラーは「何の前触れもなく、ビーストは勝利のためにどこからともなくやって来たのさ」と答えていた。

 敗れたホークスでは、5本の3ポイントを決めたプリンスが23得点7リバウンド2スティール、ベイズモアが21得点5スティール、ヤングが20得点12アシスト、レンが17得点11リバウンド。この敗戦で4連敗となり、今季成績を3勝10敗とした。

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