イーストを席巻するアデトクンボ、史上有数の爆発力を発揮したハーデン
1月4日(現地時間3日)、NBAは12月の月間最優秀選手を発表した。
イースタン・カンファレンスでは10-11月に続いてミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(今季2度目/通算3度目)が選ばれた。期間中、アデトクンボ率いるバックスはリーグ3位の10勝4敗を残し、リーグトップの25勝10敗で2018年をフィニッシュ。
アデトクンボは平均25.6得点12.5リバウンド6.2アシスト1.2スティール1.9ブロックにフィールドゴール成功率60.3パーセントと、獅子奮迅の活躍。出場13試合中、7試合で30得点以上を挙げたほか、15日(同14日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦ではキャリアハイに並ぶ44得点を奪ってみせた。
ウエスタン・カンファレンスから選出されたのは、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン(今季初)。通算6度目の選出により、ハーデンはアキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)と並ぶフランチャイズ最多記録に到達。リーグ2位の11勝4敗という好成績を残したロケッツの殊勲者としてプレーした。
ハーデンは期間中、平均36.4得点5.9リバウンド7.9アシスト1.8スティールという申し分ない成績を残した。12月最後の4試合すべてで40得点以上を挙げる大爆発を見せており、2007年3月に残したコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)以来となる快挙を達成。
さらに、12月最後の10試合でハーデンは平均40.8得点と猛烈な勢いで得点を量産。『Elias Sports Bureau』によると、ハーデンは過去30シーズンにおいて、10試合のスパンで400得点以上を挙げた史上3人目の選手に。マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、コービーという歴代有数のレジェンドたちと肩を並べることとなった。
なお、アデトクンボとハーデンは、第11週となる12月25日から31日(同24日から30日)における週間最優秀選手にも選出。アデトクンボは今季4度目、ハーデンは2度目となっている。