楽天株式会社は1月10日、ゴールデンステート・ウォリアーズに所属するステフィン・カリーと複数年のパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
同契約に伴い、カリーは楽天のブランドアンバサダーに就任。楽天がグローバル規模、特にアメリカで展開するEコマース事業とメンバーシッププログラムのブランディング、およびマーケティング活動などにも協力する。また、カリーがこれまで注目されてこなかったスポーツ選手を対象に行うバスケットボールキャンプのタイトルスポンサーを楽天が務め、ツアーの名称が「Underrated Tour, powered by Rakuten」に変更される。
同ツアーについてカリーは、『The Players’ Tribune』に掲載された記事内で「コンセプトは、楽天とのパートナーシップを通じて、現時点ではスカウトマンなどに評価されていない高校生たちのためのバスケットボールキャンプを創出することです。バスケットボールをこよなく愛し、現状では弱点だと思われている部分も実は長所になりえるとスカウトマンたちに証明する機会を求めている高校生たちが対象です。何よりも大事なのは、自分以外の他者に自分の人生を決められたくないという強い気持ちを持つ人たちのキャンプであるということです」と説明している。
楽天の創業者であり、代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏は、リリースをとおして次のようにコメントした。
「NBAで最も偉大な選手のひとりであるステフィン・カリー選手とのパートナーシップが始まることにとても興奮しています。カリー選手は、たゆまぬ努力で新たな境地を切り拓き、これまでの常識をくつがえす偉業を成し遂げてきた選手です。今回のパー トナーシップは、これまで革新的な取り組みを積み重ねてきたことや、社会をエンパワーメントする情熱を持ち、未来を信じて挑戦し続けようとする、双方に共通する価値観と経験から実現しました」
カリーは今後、グローバル・ブランドアンバサダーとして、アメリカで楽天ブランドの認知拡大を図るべく、様々なマーケティングキャンペーンに登場する予定だ。