去就が注目されていたカーメロ・アンソニー、トレードでブルズ移籍へ

カーメロはトレードに合意したものの、ブルズでプレーすることはないという[写真]=Getty Images

ブルズでプレーする可能性は低く、FAとして新チームと契約するシナリオが濃厚

 1月22日(現地時間21日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ヒューストン・ロケッツとシカゴ・ブルズ間でトレードが合意に達し、カーメロ・アンソニーと金銭がブルズへ渡ることになるという。

 ただし、現地時間1月21日は祝日(マーティン・ ルーサー・キングJr.デー)となっているため、NBAがこのトレードを遂行するのは23日(同22日)になるだろうと同メディアが報じている。

 複数の現地メディアによると、カーメロはブルズへ移籍しても、試合には出場しないだろう、というのがもっぱらのウワサとなっており、解雇されて制限なしフリーエージェント(FA)になる見込みだという。

 だが、リーグの情報筋が同メディアのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたところ、ブルズは2月8日(同7日)のトレードデッドラインまでカーメロを解雇せず、彼を含めた1対1のトレードを模索するかもしれないと報じている。そのため、今後カーメロがどのチームでプレーするかは現時点で決まっていない。

 カーメロは昨年11月9日(同8日)のオクラホマシティ・サンダー戦を最後に、試合には出場しておらず、現在はコンディション維持に努めている。プレーできる環境を手にすることができれば、再びコートへ登場することだろう。

 キャリア平均24.0得点を誇るカーメロは、今季10試合(うち先発は2試合)に出場して平均29.4分13.4得点5.4リバウンドを記録。リーグ有数のスコアラーとして知られる34歳のベテランが、今後どのような選択をしていくのか。引き続き注目していきたい。

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