直近7試合で5勝のホーネッツ、好調の要因を「若手のディフェンス」と指揮官が明かす

エネルギッシュなプレーでホーネッツを盛り立てる新人ブリッジズ[写真]=Getty Images

セカンドユニットが見せるディフェンス面の進歩を称賛したボレーゴHC

 今季、連勝と連敗を繰り返してきたシャーロット・ホーネッツがここにきて好調だ。

 ホーネッツは直近7試合で5勝2敗と巻き返しており、1月29日(現地時間28日)終了時点でイースタン・カンファレンス8位(24勝25敗)へと順位を上げている。

 2月18日(同17日)にホームのスペクトラム・センターで行われる「NBAオールスターゲーム2019」で自身初のスターター選出を果たしたケンバ・ウォーカーが、今季キャリアベストとなる平均24.4得点に4.3リバウンド5.6アシストを挙げてチームをけん引している中、現在の状況について指揮官が地元メディアへコメントしていたので紹介したい。

 今季からホーネッツで指揮を執るジェームズ・ボレーゴHCは、『The Charlotte Observer』へ好調の要因についてこのように分析していた。

 「肉体的な努力がすべてだ。このチームの若手選手たちがディフェンス面で進歩しているからだと見ている。私はマイルズ(・ブリッジズ)とマリーク(・モンク)と共に、ビリー(・エルナンゴメス)をセカンドユニットに入れた。彼らが我々のセカンドユニットを大いに手助けしていると思う」。

2年目のモンクは昨季から約5分、プレータイムを伸ばして活躍している[写真]=Getty Images

 ホーネッツはケンバ、ジェレミー・ラム、ニコラ・バトゥーム、マービン・ウィリアムズ、ビスマック・ビオンボでスターターを構成し、ベンチからルーキーのブリッジズや2年目のモンク、3年目のエルナンゴメスを投入し、ディフェンス面で機能しているという。

 さらに、ボレーゴHCは「我々はこれまでよりも相手チームへ混乱をきたすことができ、かつ規律を守ることのできるチームとなっている。このチームの図式的な基盤のうえで、トライしようとしていることを皆が理解しているからね。メンタル面においても、チームの中で思い違いはめったに起こらないんだ」とチームに自信を持っていることを明かした。

 現在、ビッグマンのコディ・ゼラーが右手の負傷により欠場しているものの、チームは前途洋々だと言っていいだろう。31日(同30日)のセルティックス戦でも勝利を収めることができるのか、注目したいところだ。

オールスターブレイクを前にチームの雰囲気も良いホーネッツ。2016年以来のプレーオフ出場を目指す[写真]=Getty Images

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