2019.01.07

ホーネッツのトニー・パーカーが通算アシスト数でボブ・クージーを抜いて歴代17位へ

新天地ホーネッツでキャリア18年目をプレーするパーカー[写真]=Getty Images
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このペースを維持できれば今季中に歴代16位へ順位を上げることが濃厚

 昨季までのキャリア17シーズンをサンアントニオ・スパーズでプレーし、今季からシャーロット・ホーネッツへと加入したトニー・パーカー

 経験豊富な36歳のポイントガードは、ここまで全34試合でベンチから出場し、平均18.6分9.2得点1.6リバウンド3.8アシストを記録。4度の優勝を誇る大ベテランは、要所で貴重な存在感を見せている。

 1月6日(現地時間5日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦。ホーネッツは110-123で敗れたため、現在は18勝20敗でイースタン・カンファレンス8位となっている。

 この試合、パーカーは約16分プレーして3本のアシストをマーク。これにより、パーカーは通算アシスト数でボブ・クージー(元ボストン・セルティックスほか/6,955本)を抜き、歴代17位へと浮上。

 クージーは8年連続アシスト王に輝き、セルティックスで計6度の優勝を勝ち取ったポイントガード。バスケットボール殿堂入りも果たした名選手だ。キャリア平均7.5本を残してきたクージーに対して、パーカーは5.6本ながら、息の長いキャリアを積んできたことでレジェンドの記録を超えることとなった。

 現役ではヒューストン・ロケッツのクリス・ポール(8,916本/歴代9位)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(8,451本/歴代11位)に次ぐ3位のパーカー(6,958本)は、今後このままのペースでプレーしていけば、今季中にティム・ハーダウェイ(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)が持つ7,095本を上回り、歴代16位へとさらに順位を上げることができるだろう。

決して華やかなパスばかりではないものの、的確なアシストでチームメートの得点機会を演出しているパーカー[写真]=Getty Images