2018.10.18

ホーネッツの奇策に苦しむも、アデトクンボ率いるバックスが逃げ切りに成功!

チームトップの25得点18リバウンド8アシストをマークしたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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 10月18日(現地時間17日)、開幕2日目を迎えたNBAでは、11試合が行われた。ここでは、ミルウォーキー・バックスシャーロット・ホーネッツの試合をお届けしていこう。

■ヘッドコーチを代えて新体制で臨むチーム同士が激突!
ミルウォーキー・バックス 113-112 シャーロット・ホーネッツ

ホーネッツに逆転を許すも、大黒柱のフリースローで勝負あり

 バックスはマイク・ブーデンホルザー、ホーネッツはジェームズ・ボレーゴと、新たな指揮官を迎えたチーム同士による対決となったこのカード。

 序盤はバックスがスタートダッシュを切る。3ポイントを多用して得点を重ねたことで、第1クォーター終了時点で36-23とホーネッツをリードすると、前半はそのままバックスが主導権を握り、13点リードで試合を折り返す。

ブレッドソーは3本の3ポイント成功を含む17得点を挙げた[写真]=Getty Images

 第3クォーターに入ると、両チームが交互に点を取り合う展開となり、ホーネッツが3点を縮めて最終クォーターへ。すると、10点ビハインドで迎えた第4クォーターにホーネッツのボレーゴHCが“奇策”を持ち込んだ。

 それはスモールラインナップだったのだが、ほかとは一線を画すほど“小柄”だった。「僕はキャリア18年目だけど、こんなラインナップは見たことがない。すっごく小さかったね」と新加入のベテラン、トニー・パーカーが『AP』へ口にするほどスモールだった。

 ボレーゴHCがコートに送り込んだのは、ケンバ・ウォーカー(185センチ)、パーカー(188センチ)、マリーク・モンク(191センチ)、マイケル・キッド・ギルクリスト(201センチ)、ニコラ・バトゥーム(203センチ)の5人。

 昨季、バックスの大黒柱ヤニス・アデトクンボをガードしていたキッド・ギルクリストとバトゥームを同時起用し、機動力のある選手たちで戦ったホーネッツは、徐々に点差を詰めていった。

ホーネッツの徹底マークにより、アデトクンボは8本のターンオーバーを犯すことに[写真]=Getty Images

 そして残り36.3秒。この日ゲームハイとなる41得点を挙げたウォーカーのフリースロー2本で112-111とついに逆転。“超スモールラインナップ”が奏功した瞬間だった。

 しかし、バックスも譲らない。アデトクンボのフリースロー2本で逆転に成功。ホーネッツはウォーカーに逆転ショットを託し、残り3.4秒にレイアップを放つもミス。マービン・ウィリアムズがオフェンシブ・リバウンドを奪い、バトゥームが3ポインターを放つもリングに嫌われてゲームオーバー。

 バックスではアデトクンボが25得点18リバウンド8アシスト、クリス・ミドルトンが19得点9リバウンド4アシスト、エリック・ブレッドソーが17得点、ブルック・ロペスが14得点、マルコム・ブログドンが10得点6アシスト、ベンチスタートのアーサン・イリヤソバが13得点9リバウンドをマーク。3ポイントを34投中14本成功させ、41.2パーセントという高確率を残した。

 一方のホーネッツでは、ウォーカーが7本の3ポインターを決めるなど41得点4アシスト、モンクが18得点、キッド・ギルクリストとジェレミー・ラムがそれぞれ10得点を挙げたものの、終盤に奪ったリードを守り切ることはできず。

第4クォーターに猛反撃を遂行したホーネッツ。パーカー(左)はウォーカー(右)らと共にプレーした[写真]=Getty Images

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