2018.12.27
11月18日(現地時間17日)、シャーロット・ホーネッツはホームのスペクトラム・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを迎えた。
Jimmy Butler wins it for Philly… relive the @sixers & @hornets fantastic finish to their OT thriller in Charlotte! #HereTheyCome pic.twitter.com/SYQtq9XWN4
— NBA (@NBA) November 18, 2018
14日(同13日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で、フィールドゴール16投中成功わずか2本の7得点に終わっていたホーネッツのエース、ケンバ・ウォーカーがこのシクサーズ戦でキャリアベストと呼べるほどのパフォーマンスを見せた。
アウェーのシクサーズが第1クォーターに42-30でホーネッツを圧倒する中、ケンバはコート上で華麗にダンスするかのように舞い、レイアップやジャンパー、3ポイントなどありとあらゆるショットを沈めていく。
この日ケンバがたたき出したスコアはなんと60得点。ホーネッツのフランチャイズ新記録であり、今季リーグハイかつキャリアハイの得点となった。
しかし、ホーネッツは延長の末に119-122で惜敗。延長終盤にケンバはジミー・バトラーのブロックに遭い、残り0.3秒にそのバトラーが決勝弾となる長距離砲をねじ込み、シクサーズが劇的な勝利を飾ったのである。
「良い感じさ。コーチとチームメートたちが俺に自信を与えてくれたのさ」と試合後に語ったバトラー。勝負どころで殊勲の働きを見せたバトラーは、ラストショットを放つまでフィールドゴール10投中3本しか決めていなかったものの、見事に重要なショットを決めてみせた。
勝利したシクサーズでは、ジョエル・エンビードが33得点11リバウンド2ブロック、ベン・シモンズが23得点11リバウンド9アシスト2スティール、JJ・レディックが5本の3ポイント成功を含む23得点、バトラーが15得点4アシスト2スティール2ブロックを記録。
一方、惜しくも敗れたホーネッツのケンバは、この試合でフィールドゴール34投中21本、うち3ポイントを14投中6本成功に加え、12本のフリースローをすべて決め切った。さらに7リバウンド4アシスト4スティールをマーク。
「僕は自分のことを誇りに思う。今夜は信じられないほどすごいものだった。でもこのチームが負けてしまい、頭にきている。僕は競争心の塊だから」と言い残したケンバ。惜しくもゲームには敗れてしまったものの、見事なパフォーマンスだった。
ホーネッツではケンバのほか、ジェレミー・ラムが20得点10リバウンド、コディ・ゼラーが10得点7リバウンド4アシストを挙げるも、2ケタ得点は計3選手のみに終わった。
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