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今夏、サンアントニオ・スパーズで17シーズンをプレーしてきたトニー・パーカーは、フリーエージェント(FA)としてシャーロット・ホーネッツと2年契約を結び、長年過ごしてきたサンアントニオを離れた。
36歳のパーカーは、スパーズでACを務めていたジェームズ・ボレーゴHCの下、フランス代表のチームメートであり友人でもあるニコラ・バトゥームらと共に、プレーオフ進出を目指すこととなる。なお、ホーネッツにはオールスターガードのケンバ・ウォーカーがいるため、今季のパーカーはベンチスタートになることが濃厚とされている。
そんな中、パーカーが現役引退について中国のスポーツブログ『HUPU』へこんな言葉を残していた。
将来、スパーズの選手として引退することは可能なのかと聞かれたパーカーは、「そうだね。僕はスパーズの選手として引退するつもりさ」と返答。
今後スパーズに戻る可能性があるのかと聞かれると、「不可能だとは言わない。今、僕はホーネッツとの2年契約にサインしたけど、将来については誰にも分からないからね」とパーカー。
スパーズで過ごした17シーズンの中で、パーカーは4度の優勝にファイナルMVP(2007年)、6度のオールスター選出など、数多くの実績を残してきた。
長年プレーしてきたチームで引退するケースとしては、一昨季のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)が挙げられる。ピアースはデビューから15シーズンをセルティックスで過ごし、エースとして2008年の優勝に大きく貢献、その年のファイナルMVPにも輝いたレジェンドである。
一昨季まで2シーズンを過ごしたロサンゼルス・クリッパーズを離れると、セルティックスと契約を結び、セルティックスの一員として現役を引退している。
パーカーが今後、スパーズのユニフォームを着てプレーするかどうかは未定だが、スパーズの一員として引退する可能性は十分ありそうだ。
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