2026.01.14
2月8日、『大樹生命 Wリーグ 2025-26シーズン』の最終戦が行われ、レギュラーシーズンの順位が決定した。上位4チームが出場できる『京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ2025-26』への進出が決定したのは、トヨタ自動車アンテロープス、デンソーアイリス、富士通レッドウェーブ、トヨタ紡織サンシャインラビッツ。今シーズン限りでの引退を発表している宮崎早織擁するENEOSサンフラワーズは、惜しくも5位に終わりプレーオフへの道は途絶えた。
同13日から15日にかけて開催される『大樹生命 Wリーグ ユナイテッドカップ 2025-26』ファイナルステージ、5月3日に行われる『春日井製菓 presents Wリーグオールスター 2025-26 in 代々木』と、ラストイヤーでの試合出場機会はまだ残されているものの、長年戦ってきたレギュラーシーズンは幕を下ろした。富士通とのリーグ戦ラストマッチを85-75の勝利で飾った宮崎。試合後にはコート上でチームメート一人ひとりからメッセージを受け取り、自身も感謝のコメントを残した。

試合では持ち前のスピードを生かし8得点を挙げた[写真]=W LEAGUE
はじめに「元々チームメイトだったアースさん(宮澤夕貴)とキキさん(林咲希)と一緒に戦えたことが本当に嬉しいです」と、かつての戦友との対戦に感慨をにじませた。宮澤は8シーズン、林は6シーズンをENEOSでともに戦い、「本当に私が若くて辛かった時、自分勝手で行き先が迷っていた時に、いつもアースさんとキキさんは『新たな行き先はこっちだよ』って言って、行く方向を正してくれた」と当時を回顧。「いなくなったのがすごく寂しい」と明かしながらも、「私の方向をいつも正してくれたのがお二人」と涙を浮かべながら頼れる元チームメートへ感謝を示した。
続けて言葉を送ったのは、長い間宮崎を支えたファンだった。
「私は常に、自分のバスケットボールをしている姿で、ファンの皆さんの背中を押せる存在でありたいなと常に思っていました。でも、この12年間を通して思ったことは、逆に私の背中を常に押し続けてくれたのは、ファンの皆さんだったなと思っています」
2008-09シーズンから11年連続で王座を守っていた黄金時代の2014年に、聖カタリナ女子高校(現聖カタリナ学園高校)からENEOSへ加入した宮崎。12年間の中で、華やかな連覇から、徐々に名門クラブが王座から遠ざかる悔しさ、そして再びつかんだ2022-23シーズンの優勝など、様々な時代を戦ってきた。
「黄金世代でずっと勝ち続けていたENEOSから、少しずつ負けたり勝ったり、もどかしい時間が多かったENEOSの時も、変わらず皆さんが常に応援してくれたことが、私にとって本当に救いで、ヘッドダウンしそうになっても、常に前を向いて進んでこれました。私がホームゲームでこうやって黄色に染まった体育館で、皆さんの前でプレーすることはもうなくなってしまうんですけど、次の人生でも私は皆さんの背中を押せる存在でいたいですし、みんなに憧れてもらえる女性でい続けたいなと思っています」
柏市中央体育館で、ホームの歓声に包まれながら縦横無尽にコートを駆けた背番号32は、そうファンとの未来を見据えた。そして、最後には「大好きなチームメイトの皆さん」と、チームメートに向き合った。

「苦しかったことの方が本当にたくさんあったと思います。これは私だけじゃなくて、選手一人一人が常にもどかしく、勝てない時にどうしたらいいのかを考えながら、このワンシーズンを乗り越えてきてくれたと思うんだけど」と、若手選手が増え、ベテランのスター選手が率いてきた時代から変革期を迎えているシーズンを振り返る。
「みんなの頑張りはずっと見ていたし、絶対にこれからもうまくいくと思ってます。常に外側に答えを求めず、自分自身の気持ちと向き合って前に進んでいってほしいなと思うし、私はこの中からたくさんの選手が代表選手に選ばれることを期待しています。それぐらい、みんなポテンシャルがあって素晴らしいものを持ってる」と、日本代表として二度のオリンピックやワールドカップなど様々な国際舞台を経験してきた司令塔が太鼓判を押した。
「でも、それは私がみんなに伝え続けても、みんながそれを自分自身で分かってくれなかったら、その現実は絶対に出てこない。だから、私は常にみんなに寄り添える存在でいたかったし、そんなみんなの姿を常に背中を押していました。
私がいなくなって、寂しいと思うし、『あぁ、ユラさんがいてくれたらな』って思うことはたくさんあると思うけど、試合は待ってくれないし、シーズンはずっとこうやって半年間続く。勝っても負けても前を向いて走り続けなきゃいけないことがたくさんあるから、みんな自分自身の気持ちに素直になって、これからも来シーズン、そして次のシーズン、頑張って進んでいってくれたら嬉しいなと思ってます」
Wリーグ戦ではなかなか成績が振るわない中でも、チーム一丸で皇后杯優勝を勝ち取ったチームメートへ向け、そう激励の言葉を送った。最後には「私はみんなが大好きです! 本当にありがとう!」と笑顔を見せながら、「若い子たちや、このENEOSの歴史やこれからの成長はまだまだ続いていくので、これからも変わらぬ皆さんのご声援が、本当に彼女たちにとって力になると思うので、これからもたくさんのご声援よろしくお願いします」と、強い思いをチームメートへ託した。
レギュラーシーズン戦を揺らがない覚悟とともに戦い抜いた新時代のENEOSの象徴が、残るシーズンでコートを駆ける姿を最後の瞬間まで目に焼き付けたい。
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