2018.08.22

今季のルーキーたちによるアンケート結果発表、新人王争いは本命不在の大激戦か?

今年のドラフトで1位指名されたエイトンは、新人王のアンケートでトップタイに入った[写真]=Getty Images
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 2018-19シーズンの開幕まで2か月を切ったNBA。今年のドラフトで指名された選手やドラフト外でNBAデビューを飾る選手たちは、すでにエキサイトしていることだろう。

 ここでは毎年恒例の“ルーキー・サーベイ”、ルーキーたちによるアンケート結果をお届けしよう。8月22日(現地時間21日)、『NBA.com』へ掲載されたジョン・シューマン記者によるアンケートでは、ルーキーから見た注目選手などがわかるので、ぜひともチェックしてみてほしい。
※所属は現地時間8月21日現在、チーム名は略称

■今季の新人王に輝くのは誰だ?
1.ディアンドレ・エイトン(サンズ):18%
-.コリン・セクストン(キャバリアーズ):18%

3.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):9%
-.ケビン・ノックス(ニックス):9%
5.モハメッド・バンバ(マジック):6%
-.デボンテ・グラハム(ホーネッツ):6%
-.マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ):6%
-.トレイ・ヤング(ホークス):6%

唯一の2巡目指名選手としてグラハムがランクイン

 1巡目指名の選手が並ぶ中、2巡目34位で指名されたグラハムが5位タイにランクイン。カンザス大出身のガードはラスベガス・サマーリーグで3試合に出場し、平均10.0得点2.7リバウンド6.0アシストをマーク。ホーネッツにはケンバ・ウォーカーとトニー・パーカーという実績のあるポイントガードがいるのだが、その中でポイントを獲得したことは評価が高いという表れと言っていいだろう。1位タイのエイトンとセクストンは、十分なプレータイムを獲得できる見込みのため、1年目から好成績を残すことができそうだ。

今年のドラフト指名選手からの評価が高いグラハム[写真]=Getty Images

■ベストなキャリアを送りそうなルーキーは誰だ!?
1.ウェンデル・カーターJr.(ブルズ):13%

2.ケビン・ノックス(ニックス):10%
-.ジェローム・ロビンソン(クリッパーズ):10%
4.ディアンドレ・エイトン(サンズ):7%
-.モハメッド・バンバ(マジック):7%
-.ミケル・ブリッジズ(サンズ):7%
-.コリン・セクストン(キャバリアーズ):7%
-.ロニー・ウォーカー四世(スパーズ):7%

■最もサプライズを起こしそうなのは誰だ!?
1.ケイタ・ベイツ・ディオップ(ウルブズ):13%

2.マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ):10%
-.ロニー・ウォーカー四世(スパーズ):10%
4.ジェイレン・ブランソン(マーベリックス):6%
-.ギャリー・トレントJr.(ブレイザーズ):6%

ベイツ・ディオップは万能型フォワードとして台頭するか?

 トップに立ったのはウルブズが2巡目全体48位で指名したベイツ・ディオップ。201センチ106キロのフォワードは、今年のサマーリーグで5試合に出場し、平均14.8得点7.4リバウンド1.2アシスト1.6スティール1.2ブロックと、オールラウンドな成績を残した。実際に対戦したルーキーたちから見た評価なだけに、今後の活躍が楽しみだ。4位タイのブランソンとトレントJr.も2巡目指名の中、2位タイに入った1巡目指名のポーターJr.とウォーカー四世にも注目したい。

2年連続でプレーオフ出場を狙うウルブズにとって、ベイツ・ディオップはうれしいサプライズとなるか?[写真]=Getty Images

■最も身体能力が高いのは誰だ!?
1.ザイア・スミス(シクサーズ):24%

2.ハミドゥ・ディアロ(サンダー):15%
-.ジョシュ・オコギー(ウルブズ):15%
-.ロニー・ウォーカー四世(スパーズ):15%
5.マービン・バグリー三世(キングス):6%
-.マイルズ・ブリッジズ(ホーネッツ):6%

■ベストシューターは誰だ!?
1.トレイ・ヤング(ホークス):47%

2.ケビン・ハーター(ホークス):13%
-.スヴィアトスラフ・ミカイリュク(レイカーズ):13%
4.ギャリー・トレントJr.(ブレイザーズ):9%
5.グレイソン・アレン(ジャズ):6%
-.ダンテ・ディヴィンチェンゾ(バックス):6%

ホークスのルーキーデュオがトップ2を独占!

 昨季のNCAAで得点とアシストの2冠に輝いたヤングが約半数の支持を得てトップ。2位タイにはメリーランド大2年次の昨季、フィールドゴール成功率50パーセント以上、3ポイントシュート成功率40パーセント以上を残したハーターがランクイン。同じく2位タイのミカイリュクはラスベガスのサマーリーグで3ポイントシュート成功率40.8パーセントを記録し、その滑らかな動きとフォームから、クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)を連想させた注目選手だ。

■ベストディフェンダーは誰だ!?
1.ジェバン・カーター(グリズリーズ):29%

2.モハメッド・バンバ(マジック):14%
3.ジョシュ・オコギー(ウルブズ):11%
4.ミケル・ブリッジズ(サンズ):9%
5.ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ):6%
-.コリン・セクストン(キャバリアーズ):6%

グリズリーズから2選手が上位にランクイン!

 1位のカーターは2巡目全体32位でグリズリーズから指名されたガード。188センチ92キロの体躯を駆使してタフなディフェンスでマッチアップ相手を苦しめる。5位タイには1巡目4位指名のジャクソンJr.がランクイン。211センチ109キロのフォワードは、長い腕を活かしたブロックに定評がある。プレーオフ返り咲きを狙うグリズリーズにとって、頼もしいルーキー2人と言っていいだろう。

グリズリーズ期待のルーキー、ジャクソンJr.(左)とカーター(右)[写真]=Getty Images

■ベストプレーメーカーは誰だ!?
1.トレイ・ヤング(ホークス):35%

2.ジェイレン・ブランソン(マーベリックス):15%
3.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):9%
-.シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(クリッパーズ):9%
-.コリン・セクストン(キャバリアーズ):9%

■お気に入りの現役選手
1.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):29%

2.ステフィン・カリー(ウォリアーズ):9%
-.ケビン・デュラント(ウォリアーズ):9%
4.ヤニス・アデトクンボ(バックス):6%
-.クリス・ポール(ロケッツ):6%
-.ドウェイン・ウェイド(現未所属):6%
-.ラッセル・ウェストブルック(サンダー):6%

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