約40分のプレータイムでトリプルダブル級の成績を残した“キング”
2月1日(現地時間1月31日)。ステープルズ・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの試合で、レイカーズのレブロン・ジェームズが約1か月ぶりに戦列復帰。
先発出場したレブロンは、約40分プレーして24得点14リバウンド9アシスト1スティールと、持ち前のオールラウンドなプレーを披露。フィールドゴール22投中9本(うち3ポイントは6投中1本)、フリースロー7投中5本の成功に終わったものの、復帰戦としては上々の出来と言っていいだろう。
ゲームは第4クォーターにクリッパーズが12点ビハインドの劣勢から巻き返し、残り35.9秒に沈めたトバイアス・ハリスの3ポイントで延長に持ち込む。しかし延長ではレブロン、ラジョン・ロンド、ランス・スティーブンソンというベテラン陣の活躍で、最終スコア123-120でレイカーズに軍配。
「チームメートたちと一緒にプレーできて、夢中になってしまったのは間違いないね」と開口一番に『AP』へ口にしたレブロン。しかし、昨年12月26日(同25日)以来の実戦だったこともあり、「5週間もゲームから離れていたから、今は『もっとシューズと意気投合できていたら良かったのに』って感じかな」とブランクを感じたことを明かした。
負傷した左股関節の状態については「明日どんな状態なのか見るのを楽しみにしている。これまでリハビリやワークアウトしてきた結果が分かる前兆だからね。この5週間、俺は(左股関節の痛みを)治すために尽力してきたんだ」と語っていた。
勝利したレイカーズでは、レブロンのほかにスティーブンソンが20得点、ブランドン・イングラムが19得点4リバウンド4アシスト、ロンドが14得点13リバウンド7アシスト、ジャベール・マギーが11得点5リバウンド2ブロック、カイル・クーズマが10得点をマーク。
レイカーズはこの試合を終えて、ウエスタン・カンファレンス9位の27勝25敗。8位のクリッパーズとのゲーム差を1.0とした。
一方のクリッパーズでは、ルー・ウィリアムズが24得点6アシスト3スティール、パトリック・ベバリーが17得点8リバウンド4アシスト2スティール、ハリスが15得点8リバウンド8アシスト、モントレズ・ハレルが15得点8リバウンド2ブロックを挙げるなど、計7選手が2ケタ得点を残すも惜敗。
「僕たちの良かったところは、試合をとおして戦い続けたこと」とハリスが語り、会場をあとにした。