テイタムがハーフコートから放り投げたショットが一発で決まって劇的な結末に
2月17日(現地時間16日)、スペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)では「NBAオールスター2019」が2日目を迎え、サタデーナイトイベントが開催。最初のイベントはドリブル、パス、シュートを競う「スキルズチャレンジ」が行われた。
イベント前に2016年の王者カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が登場。対戦カードの抽選が行われ、1回戦は下記の4カードで繰り広げられた。
※チーム名は略称、右側が勝者
■スキルズチャレンジ 1回戦
ニコラ・ブーチェビッチ(マジック)×ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
マイク・コンリー(グリズリーズ)×ジェイソン・テイタム(セルティックス)
ディアロン・フォックス(キングス)×トレイ・ヤング(ホークス)
カイル・クーズマ(レイカーズ)×ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
ドリブルで障害物をかわし、定められたスポットにチェストパスをとおし、リング下でショットを決め、反対側のコートへ向かい、最後は3ポイントを決めるこのコンテスト。勝敗を分けたのはやはり最後の3ポイント。ヨキッチとテイタムは相手にリードを許すも、3ポイントを先に決めたことで準決勝へ。
■スキルズチャレンジ 準決勝
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)×ジェイソン・テイタム(セルティックス)
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)×トレイ・ヤング(ホークス)
ドンチッチは1回戦同様に、最後の3ポイントをハーフコートから放つもミス。ヨキッチとテイタムの対決では、テイタムのシュート力がヨキッチを上回る結果に。ヨキッチは敗れた直後にいじけるシーンを見せるなど、お茶目な面も見せた。
■スキルズチャレンジ 決勝
トレイ・ヤング(ホークス)×ジェイソン・テイタム(セルティックス)
ヤングが優勢だったものの、最後の3ポイントでテイタムがハーフコートショットを放ち、鮮やかにネットをくぐりぬけて優勝。「楽しもうとして投げたら入ったんだ」とテイタム本人も喜ぶほどの見事なショットだった。