出番減少が予想されるウィンズロウは「コーチ陣の判断次第」と献身的な姿勢
オールスターブレイクの時点で、デトロイト・ピストンズとイースタン・カンファレンス8位タイ(26勝30敗)のマイアミ・ヒートに、頼もしい選手が復帰することになりそうだ。
昨年12月中旬に右膝の手術を受けて欠場していたゴラン・ドラギッチが2月22日(現地時間21日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から復帰する可能性が浮上。
ドラギッチ、そして今年1月下旬から右膝の打撲のため欠場していたデリック・ジョーンズJr.が21日(同20日)のチーム練習に参加。ジョーンズJr.は復帰まであと数週間はかかるだろうと現地メディア『ESPN』が報じている。
また、エリック・スポールストラHCによると、両選手はフルコンタクトの練習に戻ってくるまでは練習で調整を続けることになるという。
ドラギッチは昨季、ケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ)の負傷により、オールスターに代替選出されたコンボガード。自身初のオールスター入りとなった昨季はいずれもチームトップとなる平均17.3得点4.8アシストをマーク。今季は14試合に出場して平均15.3得点4.9アシストを残している。
ちなみに、ドラギッチがスターターとして復帰すると、ジャスティス・ウィンズロウが再びベンチスタートになることが予想される。今季ここまで平均12.4得点5.5リバウンド4.1アシストと自己最高の成績を残すウィンズロウは、オールスターブレイクの際に「できるならば、(ドラギッチ復帰後も)スターターに残りたい」と地元メディア『Miami Herald』へもらしていた。
とはいえ、「これは僕がコントロールできることじゃないからね。僕がやりたいことを言うことはできても、これはあくまでコーチ陣の判断次第。僕はどんな役割を与えられても、しっかりと遂行する準備はできている」とウィンズロウは語っており、プレーオフ出場へ向けて献身的にプレーすることになりそう。
今季限りでNBA引退を宣言しているドウェイン・ウェイド、同じく今季限りで現役引退をほのめかしているユドニス・ハズレムのためにも、ヒートはプレーオフ出場を目指してハードに戦っていくに違いない。