9連勝で王者との試合に臨むロケッツ、「僕らは今ピークにいる」とゴードンが宣戦布告

日本時間14日のウォリアーズ戦へ自信を見せたゴードン[写真]=Getty Images

今季のウォリアーズ戦は3戦無敗、自信満々のロケッツは10連勝なるか?

 オールスターブレイク後、フルメンバーがそろったヒューストン・ロケッツは今季最長となる9連勝を記録し、ウエスタン・カンファレンス3位へと浮上。10連勝を懸けて、3月14日(現地時間13日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦へ、意気揚々と臨もうとしている。

 シーズン序盤こそ出遅れたロケッツだったが、昨年12月12日(同11日)以降は31勝11敗と白星先行となっており、この期間だけで見ればミルウォーキー・バックス(32勝9敗)に次ぐリーグ2位の好成績を残している。

今季最長の9連勝を記録するロケッツ(左からカペラ、ポール、ハーデン)[写真]=Getty Images

 13日(同12日)に現地メディア『The New York Times』に掲載された記事の中で、チーム3位の平均16.6得点を記録するエリック・ゴードンがウォリアーズへ宣戦布告していたので紹介したい。

 昨季のプレーオフ、ロケッツはウエスタン・カンファレンス・ファイナルでウォリアーズと競い合い、最終戦の末に敗れている。このシリーズではクリス・ポールが最後の2戦をハムストリング負傷のために欠場していたこともあり、ゴードンをはじめとするロケッツの面々は打倒ウォリアーズに自信を持っているようだ。

「僕らは今、(チームとして)ピークにいる。昨季と違って、今季の僕らは小さいけれど、いいマッチアップができるさ。彼らに対して、僕らは他のどのチームよりもチャンスがあるんだと信じてる」とゴードンは言う。

今季のウォリアーズ戦でゴードンは2試合に出場し、平均21.0得点を挙げている[写真]=Getty Images

 今季のロケッツは、ここまでウォリアーズ相手に3戦無敗。2月24日(同23日)に行われた試合では、ジェームズ・ハーデン不在の中、ポールが23得点17アシスト、ゴードンが25得点、ケネス・ファリードが20得点10リバウンドを挙げて勝利を手にした。

 一方のウォリアーズは、ここ6試合で2勝4敗と不振。6日(同5日)のボストン・セルティックス戦では33点差の大敗を喫し、11日(10日)のフェニックス・サンズ戦には逆転負けを喫するなど調子を落としている。

 再びギアを上げていきたいウォリアーズにとって、リーグで今最も勢いに乗っているロケッツとの試合は絶好のアピール場になると言っていい。サンズ戦で右足首を痛めたケビン・デュラントの出場が微妙ではあるものの、プレーオフで激突する可能性がある強豪チーム同士の対決は注目だ。

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