2019.02.24

ハーデン不在もポールが23得点17アシスト! ロケッツがウォリアーズに今季3戦無敗

ゲームハイの17アシストに加えて23得点も奪い、勝利の殊勲者となったポール[写真]=Getty Images
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ポール、ゴードン、ファリードが20得点以上を挙げる活躍で逃げ切りに成功

 2月24日(現地時間23日)、ヒューストン・ロケッツは王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのホーム、オラクル・アリーナに乗り込んで一戦を交えた。

 この日のロケッツは、リーグトップの平均36.5得点を記録中のジェームズ・ハーデンが首の痛みにより欠場する中、クリス・ポール中心の布陣で第1クォーターから35-20と突っ走り、最終スコア118-112で逃げ切りに成功。

 今季ウォリアーズと1試合(現地時間3月13日)を残した時点で、ロケッツは3戦無敗。昨年のプレーオフ、カンファレンス・ファイナルで3勝2敗から2連敗を喫したリベンジに向けて、ロケッツは順調な戦いぶりを見せていると言っていいだろう。

 もっとも、レギュラーシーズンでは1か月、2か月間あく中で試合をするケースもあるのだが、プレーオフになると約2週間のあいだに4勝しなければならない。この試合で23得点5リバウンドにゲームハイの17アシストを挙げたクリス・ポールも「今夜の勝利は最高だ」と『AP』へ語るも、「プレーオフでは7試合の中で4勝しなければならない。だから、2日もしないうちに、この勝利についても忘れてしまうだろうね」とコメント。

 ロケッツではポールのほか、エリック・ゴードンが25得点4アシスト、ケネス・ファリードが20得点10リバウンド、PJ・タッカーが18得点10リバウンド4スティール2ブロック、クリント・カペラが15リバウンドをマーク。

2本の3ポイントを決めたファリードは、オフェンシブ・リバウンド5本を記録するなど活躍が光った[写真]=Getty Images

 「彼は首の痛みだけならプレーしていただろうね。でも軽いインフルエンザのような症状もあったから」と語ったマイク・ダントーニHC。ハーデン不在の中、ロケッツはポールを中心にまとまりを見せ、王者相手に大きな1勝を挙げたことは今後に向けて良い材料となったに違いない。

 一方、敗れたウォリアーズのスティーブ・カーHCは「正しいスタートを切った彼らは、このチームの選手たちよりもハードかつスマートにプレーしていた」と振り返るも、ケビン・デュラントが「彼(ハーデン)はプレーオフになれば再び戻ってくる。今ここで気にかけるのはそれくらいだよな?」と口にしたように、ウォリアーズの選手たちはハーデン抜きとなったことで、どこか拍子抜けしてしまったのかもしれない。

 ウォリアーズではデュラントがゲームハイの29得点、ステフィン・カリーが25得点9リバウンド7アシスト、クレイ・トンプソンが20得点4リバウンド6アシスト、デマーカス・カズンズが13得点14リバウンド3スティール4ブロックを挙げている。

29得点を奪ったデュラントは高確率でショットを沈めていった[写真]=Getty Images

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