今季4試合目にしてセルティックスからようやく初勝利を奪ったシクサーズ
3月21日(現地時間20日)に行われたボストン・セルティックス戦。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは接戦の末に118-115で勝ち切った。
昨年のプレーオフ、カンファレンス・セミファイナルで激突した際にはセルティックスが4勝1敗でシクサーズに圧勝。今季もここまで3戦全敗を喫していたものの、シクサーズはここにきてようやくセルティックスを撃破。
この試合でシクサーズは、ジョエル・エンビードがいずれもゲームハイとなる37得点22リバウンドに4アシスト、第4クォーターだけで決勝弾を含む15得点をたたき出したジミー・バトラーが22得点、トバイアス・ハリスが21得点8リバウンド、JJ・レディックが17得点、ベン・シモンズが13得点8リバウンド7アシスト3スティール2ブロックをマークした。
セルティックスを下したことで、シクサーズは自信を深めたと言っていいだろう。シモンズは「(ボストンを倒したことは)僕らに大きな自信を与えてくれると思う。僕らは今、リーグのどのチームであろうと倒すことができると感じているよ」と地元メディア『Philly.com』へコメント。
最終クォーターで殊勲の働きを見せたバトラーは「最後の12分間、彼らは俺にボールを預けてくれた。そしてプレーメイクするように言ってくれたんだ。特に終盤にかけて、俺は良い仕事ができたと思う」と手ごたえをつかんだようだ。
そして大暴れを見せたエンビードは、試合後に自身のことを「ベストディフェンシブプレーヤー」と称し、「俺はこのリーグで最もアンストッパブルなプレーヤーなんだ」と豪語。
今季のセルティックスとの戦績は1勝3敗ながら、ようやく勝利をつかんだことで、エンビードをはじめとするシクサーズの選手たちはイースト制覇に向けて意気揚々とプレーオフに臨むことができそうだ。