2019.03.20

4選手が22得点以上を挙げたシクサーズが5連勝、レディックは自身初のダブルダブル!

キャリア13年目で初のダブルダブルを達成したレディック[写真]=Getty Images
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大黒柱エンビードが休息する中、先発陣が躍動してホーネッツを撃破

 3月20日(現地時間19日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズシャーロット・ホーネッツのホーム、スペクトラム・センターに乗り込んで一戦を交えた。

 この日のシクサーズはオールスターセンターのジョエル・エンビードが休息のため欠場。そのため、ベン・シモンズJJ・レディックジミー・バトラートバイアス・ハリスにベテランのアミア・ジョンソンを加えたスターターで挑んだ。

 点の奪い合いとなったこのゲームは、第3クォーターにホーネッツが30-23とシクサーズをリードし、4点リードで最終クォーターに突入。しかし、シクサーズは最後の12分間にハリスやレディック、バトラー、シモンズが効果的に加点。

ペイント内を中心に驚異的な確率でショットを沈めたシモンズ[写真]=Getty Images

 終盤までもつれる展開となる中、残り18.6秒にジェームズ・エニス三世が3ポイントを放り込み、シクサーズに4点リードをもたらして勝負あり。最終スコア118-114でシクサーズがホーネッツを下して連勝を5へと伸ばした。

 シクサーズはフィールドゴール12投中11本を決めたシモンズがゲームハイとなる28得点に8リバウンド5アシスト2ブロック、7本の3ポイントを成功させたレディックが27得点に10リバウンド8アシスト、バトラーが23得点9アシスト、ハリスが22得点11リバウンドと、4選手が22得点以上を残し、ベンチからはエニス三世が14得点を奪取。

 キャリア13シーズン目のレディックは、意外にもこの試合がキャリア初のダブルダブル。デューク大学時代を含めても、初のダブルダブルとなった。「高校時代はカウントされないの? 僕ら選手たちは皆、高校時代のストーリーもあるんだけどね」とレディックがニヤリと笑みを浮かべながら『AP』へコメント。この日のレディックは、あとアシスト2本で高校時代以来初のトリプルダブル達成というマルチな活躍だった。

 だが、チームメートのTJ・マッコネルから知らされるまで、レディックは気付いていなかったという。「残り5分46秒にホーネッツがタイムアウトをとってからTJが教えてくれるまで、僕は把握していなかったんだ。『今日はここまで9リバウンド8アシストだぞ。ダブルダブルできたらきっとうれしいだろうな』ってね」とレディックが明かしていた。

 オーランド・マジック在籍時の2013年1月29日(同28日)に行われたブルックリン・ネッツ戦。レディックはキャリアハイの10アシストを記録していたのだが、肝心のショットが絶不調。フィールドゴール13投中成功わずか2本の大乱調で、5得点に終わっていた。だがホーネッツ戦ではフィールドゴール19投中8本、うち3ポイント14投中7本を決める活躍でスタッツシートに2部門、2ケタの数字をマーク。

 一方のホーネッツは、ジェレミー・ラムが26得点11リバウンド、ケンバ・ウォーカーが21得点を挙げるも、ここ5戦で4敗目。31勝39敗でイースト10位のホーネッツは、8位のマイアミ・ヒート(34勝36敗)とのゲーム差が3.0に広がり、プレーオフ進出が厳しくなってきた。

今季も4割近い3ポイント成功率を記録するレディック[写真]=Getty Images

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