2019.07.16
一昨季まで4シーズンを過ごしたロサンゼルス・クリッパーズを離れ、昨夏フィラデルフィア・セブンティシクサーズへと移籍したJJ・レディック。
シクサーズの先発シューティングガードとしてプレーした昨季、レディックは70試合に出場し、平均30.2分17.1得点2.5リバウンド3.0アシストを記録。得点とリバウンドはキャリア12シーズン目にして自己ベストを更新した。
持ち味である3ポイントシュートでも、成功数(平均2.8本)で自己最多をマークし、成功率(42.0パーセント)は4シーズン連続で40パーセント超えを残すなど、リーグ有数の3ポイントシューターとして存在感を発揮。
今夏には1年約1,200万ドルでシクサーズと再契約を結び、レディックはキャリア13シーズン目を迎えようとしている。
8月23日(現地時間22日)、現地メディア『94WIP.com』のアンドリュー・ポーター氏は、レディックがポッドキャスト“Pardon My Take”に出演したことをツイッターで投稿。
ポーター氏によると、レディックは「昨季のシクサーズがここまで良くなるとは思っていなかった」と語っていたことを明かし、今季については「(昨季が予想以上だった分)慎重に考えている」と口にしていたという。
また、シクサーズの現状について「まだ潜在的な可能性をとても多く秘めているチーム」と見ており、シクサーズで自身のキャリアを終えることは「理にかなっている」と明かした。
34歳のレディックは、オーランド・マジック在籍時の2008-09シーズンにNBAファイナルへ進出したものの、ロサンゼルス・レイカーズに1勝4敗で敗れており、これまでのキャリアでチャンピオンリングを手にしていない。
その点、シクサーズにはジョエル・エンビードとベン・シモンズという、リーグ有数の選手へと成長を遂げるポテンシャルを秘めたヤングコアがおり、選手層の厚みを見ても、イースタン・カンファレンス屈指の戦力を誇っている。
レディックとしては、引退するまでにシクサーズで優勝し、是非ともチャンピオンリングを獲得したいところだ。
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