クリス・ポールが通算スティール数で歴代9位に浮上、通算アシストと共に上位10人へ

日本時間3日のキングス戦で2スティールを奪ったポール[写真]=Getty Images

アシストとスティールで歴代トップ10にいるのはポールを含めて4人のみ

 4月3日(現地時間2日)に行われたサクラメント・キングス戦。ヒューストン・ロケッツは前半を終えて16点リードを奪い、最終クォーターにも39-28と圧倒して最終スコア130-105で勝利。

 キングス戦を制したことで、ロケッツは今季50勝目(28敗)に到達。これにより、ロケッツは3シーズン連続でレギュラーシーズン50勝以上を達成した。ロケッツは4位のポートランド・トレイルブレイザーズ(49勝28敗)に0.5ゲーム差をつけてウエスタン・カンファレンス3位にいる。

 ロケッツではジェームズ・ハーデンがゲームハイの36得点に10アシスト、エリック・ゴードンが19得点、ダヌエル・ハウスJr.が19得点、PJ・タッカーが13得点、クリント・カペラが13リバウンド2スティールをマーク。

 試合後に「僕らはただ、アグレッシブにやってやろうとしたんだ。彼らがいくつかランを成功させたからね。でも僕らはほとんどの時間帯ですごくいいディフェンスができていた。そしてトランジションを防ぐことができた」と『AP』へ語ったクリス・ポールが5リバウンド12アシスト2スティールを挙げて勝利に貢献した。

 この日2本のスティールを奪ったポールは、通算2,113スティールとなったことで、アルビン・ロバートソン(元サンアントニオ・スパーズほか/2,112本)を抜いて歴代9位へと浮上。

 通算9,149アシストで歴代7位のポールは、アシストとスティールの両部門で歴代トップ10入り。NBA史上、同部門でトップ10に入っているのはジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)、ゲイリー・ペイトン(元シアトル・スーパーソニックスほか)のみ。ポールは彼らに次ぐ史上4人目の選手となっている。

 すでにバスケットボール殿堂入りしている3人の偉大な司令塔と肩を並べる偉業を達成しているポールだが、キャリア14年目の33歳にとって、今最も欲しているのはチャンピオンシップに違いない。勝負のプレーオフに向けて、さらに調子を上げてほしいところだ。

隙あらばスティールを狙うポール。今年のプレーオフは最後までプレーできると期待したい[写真]=Getty Images

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