直近7シーズンでACを務めたユードカと、選手育成コーチとしてホッジズを獲得
6月7日(現地時間6日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、サンアントニオ・スパーズで今季までの直近7シーズンでアシスタントコーチ(AC)を務めたアイメ・ユードカ(元スパーズほか)が、来季はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのリードACへと就任することに合意したという。
NBAで7シーズンをプレーし、316試合(うち先発は80試合)に出場したユードカは、キャリア平均18.1分5.2得点2.9リバウンド1.0アシストを記録。スパーズやポートランド・トレイルブレイザーズなど計5チームでプレーしてきたスイングマン。
現役引退後は2012年8月にスパーズのACに就任し、名将グレッグ・ポポヴィッチHC(ヘッドコーチ)の下、フランチャイズ史上5度目となった14年の優勝を経験。15年夏にはブレイザーズ在籍時のチームメート、ラマーカス・オルドリッジ獲得に貢献してきた。
シクサーズでは今季ブレット・ブラウンHCの右腕を務めたモンティ・ウィリアムズがフェニックス・サンズのHCとなったため、ユードカはウィリアムズに代わるリードACとして期待がかかる。
また、シクサーズは同日に、過去3シーズンでスパーズのコーチングスタッフを務めたキャメロン・ホッジズを選手育成コーチとして雇ったことを地元メディア『Philadelphia Daily News』が報道。
ホッジズはNBAで最も有名なシューティングコーチとして知られるチップ・イングランドの下で3シーズンを過ごしてきた実績があり、シクサーズでは多くの選手たちを指導することとなるが、特にアウトサイドシュートに難があるベン・シモンズのコーチとして期待されているという。