来シーズン、躍動を誓うクーズマ
来シーズンは優勝を目指すロサンゼルス・レイカーズは、チームの顔ともいえるレブロン・ジェームズに加えてアンソニー・デイビスもトレードで加入し、ダニー・グリーンやデマーカス・カズンズなど魅力的なキャストも獲得。大型補強に成功した中、現地メディア『ESPN』は在籍3シーズン目を迎えるカイル・クーズマの興味深いコメントを報じた。
「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に向けたアメリカ代表候補によるラスベガスのキャンプに参加しているクーズマは、来季から新たなスタートを切る上で、「プレッシャーは感じていないよ、けれど僕はチームにおける第3のスーパースターになれると思う」と、堂々とコメント。「多くのトレーニングに時間を費やしているんだ。自分の旅路における成果を通じて、“僕はここにいられる”という自分を証明をする。大学時代を遡った時、毎年僕は成長をしている」と、今夏における練習の成果に自信をにじませた。
また、昨シーズンは「うまくシュートを打てなかったし、1試合における平均得点は、もう少しで20得点に届くといった感じだった」。「もしうまくシュートを打てて、ディフェンス面も向上し続けることができたら、自分が第3のスターになる上での懸念材料を払拭できる」と述べ、自ら弱手に気が付きながら、課題に取り組んでいる様子をうかがわせた。
レイカーズはロスターを大幅に変更するだけでなく、新しいコーチ陣やメディカルスタッフなどを迎え、優勝を目指す上で大規模な動きを見せている。クーズマが第3のスターとしてブレイクできるかどうか、それもまた重要な要因になるかもしれない。