ナゲッツ、バックス、クリッパーズとワークアウトを行う予定だが契約なるか?
8月24日(現地時間23日)、現地メディア『HoopsHype』のアレックス・ケネディー記者が、トレバー・ブッカーがNBAの舞台に復帰するかもしれない、と報じた。
リーグの情報筋が同記者へ伝えたところによると、ブッカーはデンバー・ナゲッツとワークアウトを行っており、今後はミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・クリッパーズともワークアウトを行う予定だという。
ブッカーは203センチ103キロのパワーフォワード。2010年のドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから1巡目23位で指名されると、ドラフト当日にワシントン・ウィザーズへトレードで移籍。
その後ウィザーズ、ユタ・ジャズ、ブルックリン・ネッツ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、インディアナ・ペイサーズでプレー。昨季はNBAでプレーしていないものの、これまで通算532試合(うち先発は162試合)に出場。キャリア平均20.4分6.9得点5.5リバウンド1.1アシストを残してきた。
同記者が報じた3チームは、いずれも今季の優勝候補に挙がる強豪であり、ナゲッツにはポール・ミルサップとニコラ・ヨキッチ、バックスではヤニス・アデトクンボとブルック・ロペス、クリッパーズはパトリック・パターソン(あるいはジャマイカル・グリーン)とイビツァ・ズバッツというスターター要員がいるため、あくまでローテーションの一角としてブッカー獲得に関心を持っているのだろう。
だがナゲッツ、バックス、クリッパーズにはそれぞれバックアップ要員もロースターにいるため、現時点でブッカーの居場所が用意されているとは言えない状況にある。
もしかすると、フロントコートの人員が不足しているチームが今季開幕前にブッカーを獲得することになるかもしれない。