サンダーでハーデン、ウェストブルックと共にプレーした経験を持つ35歳
9月20日、現地メディア『The New York Times』のマーク・スタイン記者は、ヒューストン・ロケッツがターボ・セフォローシャとの1年契約に合意したと報じた。『ESPN』によると、セフォローシャはベテラン最低保証額ながら、全額保証の契約になっているという。
ロケッツは今週、ラスベガスで数名のフリーエージェント(FA)を集めたミニキャンプを実施したのだが、セフォローシャはそのキャンプを経て契約を勝ち取ったようだ。
13年のNBAキャリアを誇る35歳のセフォローシャは、スイス出身で201センチ99キロのスモールフォワード。ここ2シーズンはユタ・ジャズでプレーしており、昨季は50試合(うち先発は2試合)に出場し、平均12.2分3.8得点2.5リバウンドを記録。
キャリア平均22.5分5.9得点3.8リバウンド1.4アシスト1.1スティールを記録するセフォローシャにとって、これまでで最も長い期間、在籍してきたチームはオクラホマシティ・サンダーだった。
今夏ロケッツに加入したラッセル・ウェストブルックがルーキーだった2008-09シーズン途中にシカゴ・ブルズとのトレードで加入したセフォローシャは、13-14シーズンまで約6シーズンをプレー。
翌09-10シーズンには現在ロケッツの大黒柱を務めるジェームズ・ハーデンがルーキーとして加入しており、12年のNBAファイナル(1勝4敗で敗退)にはウェストブルック、ハーデンと共にセフォローシャも出場していた。
セフォローシャはサンダーでプレーしていた当時からウェストブルックとハーデンから信頼を得ていたチームメート。ウイングのディフェンダーを務めることができる選手を求めていたロケッツにとって、セフォローシャは十分合格点を与えることができる補強と言っていい。