レナード、ベバリー、ジョージで“スペシャルなディフェンシブチーム”結成へ
9月30日(現地時間29日)、ロサンゼルス・クリッパーズがメディアデーを行った。
今夏カワイ・レナードとポール・ジョージというリーグ屈指のオールラウンダーを2人も獲得し、優勝候補へと浮上したクリッパーズだが、ジョージはトレーニングキャンプを全休するほか、開幕戦の出場も絶望的だという。
現地メディア『ESPN』によると、今夏に両肩を手術したジョージは85~90パーセントまで回復しているものの、コンタクトの許可が下りておらず、現在もリハビリを続けているようだ。
ジョージ本人は同メディアに対して、復帰は「11月くらい」と口にしており、レギュラーシーズンの数試合を欠場することが明らかとなった。
今季でキャリア10年目を迎えたジョージは、昨季オクラホマシティ・サンダーで平均28.0得点8.2リバウンド4.1アシスト2.2スティールをマーク。得点、リバウンド、スティールで自己最高の数字を残し、MVPとDPOY(最優秀守備選手賞)の最終候補に選ばれている。
クリッパーズにはオールディフェンシブチームの常連レナードに加え、ポイントガードとしてリーグ屈指のディフェンス力を持つパトリック・ベバリーがおり、ここにジョージが復帰することで「スペシャルなディフェンシブチームになる」とジョージは楽しみにしているという。
ジョージはシーズン途中から合流するため、新たなチームメートたちとかみ合うまでに時間を要する可能性こそあるものの、シーズン終盤、プレーオフまでにはフィットすることができるに違いない。