今季からNBAはシューズ未着用時の身長・体重を表記するルールへ変更
今年のドラフトでニューオーリンズ・ペリカンズから全体1位指名されたザイオン・ウィリアムソン。
高校時代から全米中の視線をくぎ付けにしてきた規格外の大物ルーキーが、今季ペリカンズでついにNBAデビューすることとなる。
デューク大学でプレーした昨季、201センチ129キロという屈強な体格と超人的な身体能力で世界中を沸かせたザイオンだが、シューズ未着用時の身長は2メートルに満たないことが発覚した。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ザイオンのシューズなしの身長は198センチ。今季からNBAは選手の身長、体重をより正確に表記すべく、シューズを着用していない状態で正しいサイズを公称へするようにと、各チームに通達していた。
この新ルールにより、公称206センチながらデマーカス・カズンズ(211センチ/ロサンゼルス・レイカーズ)よりも大きいという声が飛び交っていたケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)は、少なくとも210センチ以上へ変更になることが確実視されている。
ザイオンは昨季、デューク大学で平均22.6得点8.9リバウンド2.1アシストを残してきたとはいえ、大男が集結するNBAで2メートルに満たないザイオンがインサイドで大暴れできるかどうかは不透明。
公称198センチ(実際には194センチだったという説あり)ながら驚異的なジャンプ力とパワーを兼備したチャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)のように、ザイオンがルーキーシーズンから強烈なインパクトを与えることができるか。引き続き、注目していきたい。