絶好調デイミアン・リラードが2試合連続の30得点超えでチーム史上2人目の快挙!

開幕から2試合で平均33.5得点を記録するリラード[写真]=Getty Images

約32年前のバンダウェイ以来初、キングス戦では“Dame Time”も開演

 ポートランド・トレイルブレイザーズのフランチャイズプレーヤー、デイミアン・リラードが開幕から絶好調。チームのトップスコアラーとして申し分ない活躍を見せている。

 10月24日(現地時間23日)のデンバー・ナゲッツ戦で32得点に8アシスト、26日(同25日)のサクラメント・キングス戦では35得点に5リバウンド5アシスト3スティールをたたき出し、チームはここまで1勝1敗を記録。

ブレイザーズはキングス戦を制して今季初勝利[写真]=Getty Images

 『StatMuse』によると、ブレイザーズのフランチャイズ史上、シーズン開幕から2試合連続で30得点以上をマークしたのはリラードが2人目。前回この記録を残したのは今から約32年前。キキ・バンダウェイ(元ブレイザーズほか)が1987-88シーズンに開幕から32得点、33得点を残していたという。

 ちなみに、リラードはキングス戦で35得点のうち13得点を第4クォーターだけで荒稼ぎ。“Dame Time”(デイム・タイム)と呼ばれるほど、リラードはクラッチタイムにめっぽう強い選手として知られている。

「僕はどんな時間なのかは分かってたよ。多分、皆が知ってたと思う」と語ったのは、今季からブレイザーズに加わったハッサン・ホワイトサイド。リラードに次ぐ22得点に9リバウンドをマークしていたビッグマンは、第4クォーターに関してはエースの時間だと把握していたようだ。

 キングス戦で9得点8リバウンド5アシスト2ブロックの活躍を見せたケント・ベイズモアは、「デイムは特別な存在だった」と切り出すと、「彼と同じチームで(デイム・タイムを)見るのは今回が初めてだった。見ていて特別なんだと感じたよ。勝負どころであろうと関係なく点を取っていたし、終盤で僕らの勝利を実現してくれたんだ」と舌を巻いた。

 今季のリラードは2試合に出場し、平均36.0分33.5得点4.5リバウンド6.5アシスト2.0スティールを残しており、フィールドゴール成功率は53.7パーセントの高確率。積極果敢に攻め込んでおり、フリースロー試投数(平均9.0本)と成功数(平均8.5本)、成功率(94.4パーセント)はいずれも自己最高ペース。

 そんなリラードを待ち受ける次の相手は28日(同27日)に対戦するダラス・マーベリックス。ルカ・ドンチッチクリスタプス・ポルジンギスを中心に開幕2連勝を飾っており、マブスはおそらくデロン・ライトをリラードにぶつけてくるだろう。マブス相手にもリラードはスコアリングショーを開演できるのか、注目していきたい。

リラードはマブス戦でもチームを勝利へと導けるか?[写真]=Getty Images

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