ジョージは遅くとも今週半ば、グリフィンは日本時間12日に復帰の見込み
2019ー20シーズンが開幕して約2週間が経過し、各チームは約10試合を消化。11月10日(現地時間9日)終了時点で、イースタン・カンファレンスはボストン・セルティックス、ウェスタン・カンファレンスはロサンゼルス・レイカーズがそれぞれ7勝1敗で首位に立っている。
だがレギュラーシーズンは始まったばかり。来年4月16日(同15日)まで、NBA全30チームは70試合以上をこなす予定となっている。
そんな中、ケガにより今季開幕から欠場を続けていたオールスター選手たちの戦列復帰に関する情報が入ってきた。
まずは今夏ロサンゼルス・クリッパーズに加入したポール・ジョージ。昨季終了後、両肩の手術を行った影響で、欠場を続けていたのだが、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)がジョージのクリッパーズデビューが確実に迫ってきていると発言したと『The Athletic』が11日(同10日)に報道。
10日(同9日)のチーム練習へフルで参加したジョージは、最短で12日(同11日)のトロント・ラプターズ戦から復帰する可能性があるという。ラプターズ戦で復帰できなくとも、14日(同13日)のヒューストン・ロケッツ、15日(同14日)のニューオーリンズ・ペリカンズとのアウェー2連戦のいずれかで復帰するというのが大方の予想だ。
クリッパーズはここまで6勝3敗。カワイ・レナード、ルー・ウィリアムズ、モントレズ・ハレルという3選手が平均20得点以上を記録しているのだが、ジョージが加わることで、攻防両面において戦力アップすることが期待されている。
一方、開幕から4勝6敗と黒星先行となっているデトロイト・ピストンズにも朗報が届いた。プレシーズン期間からハムストリングと膝を痛めて欠場しているブレイク・グリフィンが復帰間近だという。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、グリフィンは12日(同11日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦からプレーする見込み。先発ポイントガードのレジー・ジャクソン(腰)が戦線離脱中のピストンズは、デリック・ローズもハムストリングを痛めてここ4試合を欠場中と、プレーメイカーを複数欠いている。
昨季いずれもチームトップとなる平均24.5得点5.4アシストを記録したグリフィンが復帰すれば、攻防両面で奮闘するアンドレ・ドラモンド(平均21.2得点18.0リバウンド3.6アシスト1.5スティール2.1ブロック)の負担も軽減されることだろう。