ラプターズはイースト2位、レイカーズはリーグベストの好成績を残す
12月3日(現地時間2日)。NBAは10月と11月におけるコーチ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀ヘッドコーチ賞)を発表した。
今季初の最優秀ヘッドコーチ賞に選ばれたのは、トロント・ラプターズのニック・ナースHC(ヘッドコーチ)とロサンゼルス・レイカーズのフランク・ボーゲルHC。
就任2シーズン目となったナースHC(通算2度目)は、ラプターズを期間中にイースタン・カンファレンス2位の14勝4敗へと導いた。カイル・ラウリー、サージ・イバカという主軸のベテラン陣を複数試合ケガで欠く中、ラプターズは指揮官の下、パスカル・シアカム、フレッド・バンブリートを中心にペイントエリアと3ポイントを中心に攻め立てた。
オフェンスではいずれもイーストトップとなる3ポイント成功数(平均14.3本)と成功率(39.5パーセント)を記録。ディフェンスではリーグベストとなる被フィールドゴール成功率40.8パーセントを残している。
一方、ウェスタン・カンファレンスではレイカーズのボーゲルHC(通算5度目)が選出。レイカーズはリーグベストとなる17勝2敗と好調を維持しており、16度の優勝回数を誇る名門で、フランチャイズ史上ベストタイという申し分ない戦績へと導いた。
11月を10連勝で終えたレイカーズは、2000年3月以降としては初となる月間14勝をマーク。10-11月にかけて、レイカーズは得失点差+9.3という高数字をたたき出した。