ペリカンズがザイオンのケガの具合に対して慎重になりすぎている?
NBAは各チームが20試合以上を終え、およそ4分の1のスケジュールを消化。開幕前は、今年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の衝撃デビューを期待する声が多かったのではないだろうか。
しかし、プレシーズンで4試合に出場し、平均27.2分23.3得点6.5リバウンド2.3アシスト1.5スティールという好成績を残していた新人王候補は、右膝半月板損傷のため、開幕直前に6~8週間の戦線離脱。
12月中旬に8週間を迎えるのだが、現状ではザイオンのNBAデビューは2020年までお預けになることが濃厚だという。
12月4日(現地時間3日)。ペリカンズがザイオンについて慎重になりすぎており、コート上におけるアクティビティは何一つしていないと『ESPN』が報道。アルビン・ジェントリーHC(ヘッドコーチ)はザイオンが復帰したくてうずうずしていると同メディアへ語っていたものの、あまり進捗はないようだ。
9日(同8日)の時点でも、リハビリ中のザイオンはコート上で何もできていない状態で、ペリカンズの何人かの関係者はザイオンがNBAのコートに立つのは来年になると見ていると『The New York Times』のマーク・スタイン記者が報じている。
ペリカンズは現在9連敗中。6勝18敗でウェスタン・カンファレンス14位と低迷しており、選手たちからすれば即戦力として期待されるザイオンの復帰を待ちわびているはず。
だが、198センチ129キロと規格外の体格を誇るルーキーは、年明けまで復帰できそうにないだけに、つらいところだ。