コンタクトありの許可は下りていないものの、コーチ陣と1対1などをこなす
今季開幕直前のこと。右膝半月板損傷のため、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)は6~8週間の戦線離脱が発表された。
あれから8週間が経過したものの、今年のドラフト全体1位指名のザイオンはコートに立っていない。ペリカンズ側がザイオンのコンディションに対して慎重になりすぎているという声もあったのだが、12月29日(現地時間28日)にホームで行われたインディアナ・ペイサーズ戦を前に、ザイオンがコートでプレーしていた。
コーチ陣とコンタクトなしのワークアウトをこなしたザイオンは、軽やかなジャンプからワンハンドダンクをたたき込むシーンもあり、復帰に向けてリハビリを続けていることは間違いない。
Working his way back 💪@Zionwilliamson | #WontBowDown pic.twitter.com/TVPpT5heNm
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) December 28, 2019
とはいえ、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ペリカンズはザイオンの復帰時期を定めておらず、現在はコンタクトありのドリルや練習を始めようとしている段階だという。
198センチ129キロという特異な体格を誇るザイオンだが、本人とチーム側は、今回のケガが体重とコンディショニングが原因ではないと信じているようだ。
ペリカンズ側としては、ザイオンが復帰に向けたプロセスを順調に進めており、まだコンタクトありの許可は下りていないものの、コーチ陣と1対1や3対3をこなしており、来年の1月中旬にNBAデビューできるかもしれないと同記者が報じている。
リーグの情報筋によると、ペリカンズはザイオンが今季中に復帰できると楽しみにしていることから、2020年のどこの時点で復帰できるかが気になるところだ。