「自信というのは、いい選手からすばらしい選手へと押し上げることができる」
1月7日(現地時間6日)に行われたボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズによる一戦は、ホームのウィザーズが99-94で制し、5日(同4日)のデンバー・ナゲッツ戦に続いて大金星を手にした。
それでも、敗れたセルティックスにおいて、今季好調のジェイレン・ブラウンはチームトップの23得点に加えてゲームハイの12リバウンドと奮闘。
今季開幕直前にセルティックスと高額な延長契約を結んだブラウンは、キャリア4年目の今季、軒並み自己ベストとなる平均33.6分20.7得点7.2リバウンド2.3アシスト1.1スティールをマーク。
フィールドゴール成功率51.1パーセントとショット成功率も高く、3ポイント成功率(39.5パーセント)は一昨季と並んで自己最高。成功数(平均2.1本)はキャリアベストという高数字を残している。
対戦相手として戦ったアイザイア・トーマス(17得点3アシスト)は、ブラウンがルーキーだった2016-17シーズンにセルティックスでエースを務めたスコアラー。かつてのチームメートが今シーズン飛躍を遂げている要因について、トーマスは『Boston Herald』へこう語っていた。
「自信だと思う。自信というのは、いい選手からすばらしい選手へと押し上げることができるんだ。彼はアウェーでもそれを見せつけていた」。
今季はオールスター初選出の期待がかかるブラウン。23歳のスイングマンは、イースタン・カンファレンス上位を目指すセルティックスにおいて、重要な役割をこなす選手へと成長を遂げていると言っていいだろう。