パウ・ガソルに代わり、カイリー・アービングがNBA選手会の執行委員会の一員へ

ガソルに代わって執行委員会の仲間入りとなったカイリー[写真]=Getty Images

「私のキャリアにおけるこの時点で、(執行委員会の)仲間入りをし、バスケットボールのコート外でより大きな役割をこなしたかった」とカイリー

 2月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、NBPA(NBA選手会)のバイス・プレジデント(部長)の1人に選出されたと『ESPN』が報じた。

 カイリーは執行委員会の一員として、3年の任期を満了したパウ・ガソル(現ポートランド・トレイルブレイザーズ コーチングスタッフ)に代わって、部長クラスの一員として加わったという。

「今、NBPAでリーダーシップを執ることは、私にとって正しい時です。私はしばらくの間、立会人としてこの団体の仕事に参加してきました。そこで執行委員会が下す決断をサポートしてきました。私のキャリアにおけるこの時点で、(執行委員会の)仲間入りをし、バスケットボールのコート外でより大きな役割をこなしたかったのです」とカイリーがコメントを残している。

 クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)が代表を務めるNBA選手会は、アンドレ・イグダーラ(マイアミ・ヒート)がトップバイス・プレジデント、アンソニー・トリバー(サクラメント・キングス)が財務担当のほか、バイス・プレジデントとしてビスマック・ビオンボ(シャーロット・ホーネッツ)、マルコム・ブログドン(インディアナ・ペイサーズ)、ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、CJ・マッカラム(ブレイザーズ)、ギャレット・テンプル(ネッツ)がいる。

 なお、17日に行われた「NBAオールスターゲーム2020」の新フォーマットはポールがアダム・シルバー コミッショナーに提案したことから生まれたものだった。ポールの行動力、そして新たなチャレンジを実行に移したNBAを称えたい。

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