球宴初選出となったテイタム、2月はここまでリーグ6位の平均30.3得点!
キャリア3年目の今季、オールスターに初選出されたジェイソン・テイタムはボストン・セルティックスのトップスコアラーとなり、2月26日(現地時間25日、日付は以下同)終了時点で平均23.1得点に6.9リバウンド2.9アシスト1.3スティールを記録。
26日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、自己最高となる8本の3ポイントを放り込み、ゲームハイの36得点に5リバウンド2ブロックの大暴れを見せ、118-106の勝利へと導く立て役者となった。
「たくさん練習しているショットだからね。7フィート(213センチ)の選手が向かってくれば決めるのはタフになる。時々入ることもあるけど、ブロックされてしまうこともあるんだ」
試合後のロッカールームインタビューで、テイタムは控えめなコメントをしていたものの、ブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)はオールスターへと成長した21歳のフォワードをこう絶賛している。
「本当に優れた選手というのは、タフショットでも少しイージーなショットに見えてしまうことが何度かある。彼は今、すごくいいリズムをつかんでいることは間違いないね」。
指揮官が評したように、テイタムは2月に入って絶好調。ここまで10試合に出場してリーグ6位の平均30.3得点に7.2リバウンド3.0アシスト1.2スティール1.3ブロックを記録しており、フィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイント成功率でも49.5パーセントという高確率。特に3ポイントは、シーズン平均(2.8本)を大きく上回る4.5本も沈めている。
共にウイングでプレーするジェイレン・ブラウンも「今の彼は信じられないプレーを見せている。彼のキャリアの中で、ベストなバスケットボールをプレーしているよ」とテイタムへ太鼓判を押している。
テイタムが快適にプレーできている要因の1つに、互いの成功を称え合うセルティックスの環境が挙げられる。「最高のチームであるサインだね。僕らは皆、一緒にプレーすることを楽しめてるし、毎晩違う選手たちが活躍するんだ。このチームの選手たちとプレーするのはイージーなことさ」とテイタムは言う。
マッチアップした大ベテラン、カーメロ・アンソニーも「彼は自分自身のスタイルを確立させた男。それは俺たちが目の当たりにしてるし、観てきたからね。何が言いたいかというと、俺は彼のゲームが大好きで、プレーするところを観るのも大好きなんだ」とテイタムを称えていた。
イースタン・カンファレンス3位のセルティックス(40勝17敗)で、トップスコアラーを務めるテイタムには、今後の活躍にも大いに期待したいところだ。