1月下旬にコンタクトありの許可を受けるも、右足ふくらはぎを痛めてしまう
ポートランド・トレイルブレイザーズは今季、先発センターとしてハッサン・ホワイトサイドを起用し、ここまで平均31.1分15.9得点14.2リバウンド1.2アシスト3.1ブロックを記録。
キャリア8年目の今季、ホワイトサイドは平均リバウンド数でキャリアベスト、ブロック数ではリーグベストの数字を残しており、ペイントエリア内で奮戦。先日、『Yahoo! Sports』へ掲載された記事の中で、最優秀守備選手賞は自分だと主張。「チームとしてこの賞を獲得できるわけじゃない。これは選手として受け取る賞なんだ。ブロックショットを続けてる限り、俺に近い数字を残す選手はいない」と発言していた。
もっとも、ブレイザーズの正センターはユスフ・ヌルキッチだ。昨年3月下旬に左足の複数個所を骨折し、長期離脱となっているヌルキッチは、昨季平均27.4分15.6得点10.4リバウンド3.2アシスト1.0スティール1.4ブロックを記録しており、当初は今年2月の復帰予定だと複数の現地メディアが報じていた。
ところが、2月末の時点でヌルキッチの復帰時期は定まっていない。1月23日(現地時間22日、日付は以下同)にコンタクトありの許可が下りたものの、右足ふくらはぎの張りのため、限定的なワークアウトになってしまっていると『The Athletic』が報道。
ブレイザーズは現在、イースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェーの連戦中。ポートランドでチーム練習を行うのは3月の第2週のため、同メディアによるとヌルキッチの復帰時期は最短でも3月中旬になるという。
ウェスタン・カンファレンス9位のブレイザーズ(26勝34敗)は、現在エースのデイミアン・リラード(鼠径部)を欠いており、オールスターブレイク後は1勝3敗と負け越している。CJ・マッカラムを中心に、どこまで白星をつかむことができるかにも注目していきたい。