2020.02.14

鼠径部負傷のリラードに代わり、サンズのデビン・ブッカーがオールスター本戦に初選出

リラード(左)に代わってオールスター初選出となったブッカー(右)[写真]=Getty Images
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リラードの代役として、ブッカーは球宴本戦と3ポイントコンテストにも出場

 2月14日(現地時間13日、日付は以下同)。NBAコミッショナーを務めるアダム・シルバーは、17日にユナイテッド・センター(イリノイ州シカゴ)で行われる「NBAオールスター2020」のロースター変更を発表した。

 13日のメンフィス・グリズリーズ戦で、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが鼠径部を負傷。通算5度目のオールスター選出となったリラードは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務めるTEAMレブロンとしてプレーする予定だったが、出場を辞退することに。

 そこでコミッショナーは代替としてデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)を選出した。キャリア5年目のブッカーは、今季を含めて4シーズン連続で平均22得点以上を記録するシューティングガード。

 2017年3月25日のボストン・セルティックス戦で、現役最多となる70得点をたたき出した実績を誇るブッカーは、今季ここまで52試合に出場して平均35.9分26.4得点4.2リバウンド6.3アシストを記録。フィールドゴール成功率49.6パーセント、フリースロー成功率92.0パーセントはキャリアハイの数字となっている。

 なお、ブッカーはリラードの代役として、16日に行われるオールスター サタデーナイトの3ポイントコンテストにも出場することが決定。これまで同コンテストに3度(2016、18、19年)出場してきたブッカーは、18年に優勝した実績を持つ。

 ちなみに、“Dame D.O.L.L.A.”というラッパーとしての顔も持つリラードは、イベント出場こそ回避するものの、オールスターの会場には顔を出すことを公言。サタデーナイトではラップパフォーマンスを見せることになると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

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