2026.03.12
約1週間前の3月11日(現地時間10日、日付は以下同)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)はワシントン・ウィザーズ戦で83得点を記録し、NBAの歴史に名を刻んだ。コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が2006年に記録した81得点を上回り、ウィルト・チェンバレンが1962年に記録した100得点に次いでNBA史上2番目の1試合最多得点記録となった。
アデバヨの驚異的な偉業に対して、称賛の声とともに“どのようにして83得点に到達したのか”をめぐる議論が広がった。特に焦点が当たっているのが、83得点のうち36得点がフリースローによるものということであった。この試合でアデバヨは、得点記録とともにフリースロー試投数(43本)と成功数(36本)の両方においても記録を打ち立てている。また、既に勝負が決まっている試合残り7分間だけで13回のフリースローが行われていた。
こうした内容を受け、一部のアナリストやコーチ、選手たちがアデバヨの記録達成の過程に疑問を呈した。ヒューストン・ロケッツのイーメイ・ウドカHC(ヘッドコーチ)は「得点の大半がフリースローによるものだった」ことと「相手がワシントン・ウィザーズだった」ことを強調し「それが全てを物語っている」とコメントした。また、現地メディア『ESPN』のティム・マクマホン記者は記事の中で「醜悪なバスケットボール」と批判している。
ヒートのOBでもありNBAレジェンドのシャキール・オニール(元マイアミ・ヒート他)は、16日に『ESPN』の番組に出演し、アデバヨに対する批判の声を一蹴した。「バムは素晴らしかった。嬉しく思う」とシャックは語り、次のように続けている。
「“記録を狙いにいった”と言う人がいるけど、記録は狙うべきだ。子どもたちに伝えたい。高校の記録とかそういった類のもので、もし君に“記録を破るチャンス”が訪れたら、必ず挑戦しろ。歴史を作るチャンスがあるなら、挑むべきだ。バムは挑んだ。それが嬉しいし、その結果83得点を達成したことも本当に喜ばしい」
シャックは、アデバヨがフリースローを多く得たことを批判すべきではなく、試合中にアデバヨへのファウルを繰り返したウィザーズを批判すべきだと主張した。ヒートのエリック・スポーストラHCもまた、アデバヨを試合に残した判断や、ボールを再びアデバヨに渡すために意図的にファウルを行った戦術についてコメントした。
「バムのために行ったことについて、同じ状況が10回あれば、10回とも同じことをする。この件について、誰にも謝るつもりはない。彼のことを本当に誇りに思う」
賛否はあるものの、83得点という記録がNBA史に刻まれた事実は揺るがない。
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