「2度目の契約で、より長く在籍することになるだろう」と番記者が報道
NBAは3月13日(現地時間12日、日付は以下同)から、新型コロナウイルスの感染防止のため、レギュラーシーズンを中断。12日にユタ・ジャズのルディ・ゴベアに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことに続き、翌13日にはチームメートのドノバン・ミッチェルにも陽性反応が出たことが明かされた。
ミッチェルは17日に『ABC』の「Good Morning America」という番組内にオンラインインタビューで出演。「症状はない。無症状なんだ」と語ると、「僕が病気だと公になっていなければ、気づかないだろう。それがこのウイルスの最も恐ろしいことなんだと思う。大丈夫のように見えても、誰と話すか分からないからね」と口にし、隔離して人と接しないようにしているという。
今季でキャリア3年目を迎えたミッチェルは、ここまで63試合に出場して平均34.4分24.2得点4.4リバウンド4.2アシスト1.0スティールと、軒並み自己最高の成績を残し、ゴベアと共にオールスターへ初選出。
チームは41勝23敗でウェスタン・カンファレンス4位という好位置におり、2位のロサンゼルス・クリッパーズ(44勝20敗)と3.0ゲーム差ながら、7位のダラス・マーベリックス(40勝27敗)とは2.5ゲーム差という激しいシード順争いをしているさやきに中断となっていた。
新型コロナウイルスの影響でシーズン再開は早くて6月中旬から下旬と『ESPN』が報じているものの、感染が拡大してこのままシーズンが終了してしまう可能性も否定できない。
そんな中、ミッチェルが今季終了後にジャズとマックス額で延長契約を結ぶ可能性が浮上。『The Athletic』のトニー・ジョーンズ記者は24日に「ミッチェルは来シーズンまでのどこかで、マックス額でジャズとサインするだろう。おそらく期間は5年になると思う。きっと(ルーキー契約に次ぐ)2度目の契約で、より長くこのチームに在籍することになるだろうね。(選手の契約については)何だって起こり得るが、私が自信を持って言えるのは、ミッチェルはユタが大好きだということさ」と報じている。
ミッチェルの現行契約は来季までで、来夏に制限付きフリーエージェント(FA)となる。既存戦力の中で、2022-23シーズン以降も契約下にあるのはボーヤン・ボグダノビッチとロイス・オニールのみだが、ジャズが23歳のエースを自ら手放すことはないだろう。