2020.05.26
キャリア17年目の今季、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は昨年12月30日に35歳を迎えた。リーグの中でも大ベテランの部類に入ったものの、“キング”は依然として超一線級でプレーしている。
2月末から3月上旬にかけて、レブロン擁するレイカーズは、メンフィス・グリズリーズとニューオーリンズ・ペリカンズと対戦。グリズリーズ戦では昨年のドラフト全体2位指名のジャ・モラント(27得点6リバウンド14アシスト)の前に敗戦、同1位指名のザイオン・ウィリアムソン(35得点7リバウンド)を擁するペリカンズには勝利した中で、レブロンは若手有望株が複数いることを実感していた。
「今、リーグはすばらしい状態」と切り出したレブロンは。「昨夜も言ったけれどジャだったり、今日のザイオンだったり、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)もそう。今のリーグで活躍している若い選手たちを見れば、リーグが非常に良い状態なのかが分かる」と感心していた。
新型コロナウィルスの感染防止のため、NBAは現在シーズンを中断しており、リーグを再開するうえで安全性を確保できれば、4月中旬から再開する予定。だがもしそれが確保できない場合は、このままシーズンが終了してしまう可能性がある。
そんな中、ここでは12日に『HOOPSHYPE』が選出した25歳以下のNBA選手トップ25を紹介したい。まずは25位から11位までを見てみよう。
※チーム名は略称、所属と年齢は現地時間3月11日終了時点
■25歳以下のNBA選手トップ25(25位から12位まで)
25.ケンドリック・ナン(ヒート/24歳)
24.ジョナサン・アイザック(マジック/22歳)
23.ロンゾ・ボール(ペリカンズ/22歳)
22.アーロン・ゴードン(マジック/24歳)
21.マイルズ・ターナー(ペイサーズ/23歳)
20.ジョン・コリンズ(ホークス/22歳)
19.ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/20歳)
18.ディアロン・フォックス(キングス/22歳)
17.ジャマール・マレー(ナゲッツ/23歳)
16.シャイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー/21歳)
15.ディアンジェロ・ラッセル(ウルブズ/24歳)
14.ジェイレン・ブラウン(セルティックス/23歳)
13.ドマンタス・サボニス(ペイサーズ/23歳)
12.クリスタプス・ポルジンギス(マーベリックス/24歳)
11.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/19歳)
オールスター選出経験を持つのはラッセルとサボニス、ポルジンギスのみながら、ガードからビッグマンまで、複数のポジションからランクイン。そのいずれもが所属チームで主力を務めており、魅力的な選手たちが名を連ねている。
では、ここからはトップ10を紹介していこう。
■25歳以下のNBA選手トップ10
10.ジャ・モラント(グリズリーズ/20歳)
9.ブランドン・イングラム(ペリカンズ/22歳)
8.デビン・ブッカー(サンズ/23歳)
7.バム・アデバヨ(ヒート/22歳)
6.ジェイソン・テイタム(セルティックス/22歳)
5.トレイ・ヤング(ホークス/21歳)
4.ベン・シモンズ(シクサーズ/23歳)
3.ドノバン・ミッチェル(ジャズ/23歳)
2.カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ/24歳)
1.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/21歳)
キャリア2年目にしてリーグ有数の万能戦士となったドンチッチが堂々トップ。今季の多方面に渡る活躍と珠玉のハイライトシーンを見れば、この男がトップに立ったことに異論はないだろう。
続いてビッグマンのタウンズが2位、一昨季の新人王争いを制したシモンズが4位で、次点となったミッチェルが3位、今季オールスターに初選出されたヤングがトップ5入り。
なお、今季のルーキーではモラントが唯一のトップ10入りしているのだが、今最も魅力的なヤングコアを抱えているのはペリカンズだろう。昨夏アンソニー・デイビスとのトレードで加入したボール、イングラム、そして昨年のドラフト全体1位指名のザイオンの3選手が入っており、ザイオンに関しては今後さらに順位を伸ばしていくことが濃厚だからだ。
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