2020.04.14
過去5年連続でウェスタン・カンファレンスを制したゴールデンステイト・ウォリアーズは、ケガ人続出により、12月30日(現地時間29日)終了時点でウェスト最下位の9勝25敗。
クレイ・トンプソンは今季絶望が有力で、ステフィン・カリーも長期離脱している中、ディフェンスを強化して12月に4連勝を飾ったとはいえ、今季プレーオフへ出場できる見通しは暗いと言わざるをえない。
そんな中、ウォリアーズがカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)の獲得を水面下で狙っていると『The Athletic』が報じた。
タウンズは昨季開幕前にマックス額の延長契約を結んでおり、2023-24シーズンまで巨額の契約が残っているものの、24歳のビッグマンは今季ここまで平均26.5得点11.7リバウンド4.4アシスト1.0スティール1.3ブロックとオールラウンドな成績。
211センチ112キロのサイズを誇りながら、タウンズはキャリア5年目の今季、3ポイントの面でも進化を遂げている。センターながら試投数(平均8.5本)、成功数(同3.6本)、成功率(41.8パーセント)といずれもハイレベルな数字を残している。
同メディアによると、Gリーグのショーケースの会場にいた複数のNBAエグゼクティブは、タウンズがウルブズでハッピーではないと漏らしたという。
その一方で、ウルブズは今季からウォリアーズに加入したディアンジェロ・ラッセルの獲得に興味を示しており、タウンズとのデュオ形成をもくろんでいると同メディアが報道。2015年のドラフト1位指名(タウンズ)と2位指名(ラッセル)は、リーグの中でも親しい友人として知られている。
今季中にウォリアーズあるいはウルブズがトレードの引き金を引くかどうかは微妙だが、タウンズあるいはラッセルがトレードを要求した場合、急速に獲得へ向けた話が進んでいくかもしれない。
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