シーズン中断中もバスケットのマインドを維持するブラッドリー
今季は開幕から球団記録に並ぶ最高のスタートを切り、2012-13シーズン以来のプレーオフ進出を決めたロサンゼルス・レイカーズ。その中でも大きな貢献をしているのが、エイブリー・ブラッドリーである。在籍1年目でありながらチームにフィットし、持ち前のアグレッシブかつ非常にタフなロックダウンディフェンスを武器に、対戦相手のハンドラーを苦しめてきた。
10年ぶりのリーグ制覇に向けて、ここまで駆け抜けてきたレイカーズ。しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて、リーグはレギュラーシーズンを中断。現在はコミッショナーであるアダム・シルバー氏を中心に、再開の時期や試合会場など、さまざまな協議が行われている。
『ESPN Los Angeles』に電話出演したブラッドリーは、こうして優勝を目指す最中でシーズンが中断となってしまったことについて、以下のようにコメントしている。
「今こうして周りに仲間がいないこと、コート内外でケミストリーを構築できないことは言うまでもない。大切なのは今この瞬間もバスケットボールのマインドを維持することなんだ。精神的にも、僕らは互いに連絡を取り合っている。僕たちは今シーズンに集中し続けている。チャンピオンシップを勝ち取るという目標は依然として変わりないよ」
現状リーグはさまざまなシーズン再開の可能性について模索している段階で、果たしていつからシーズンが再び行われるかは不明だ。リーグ側からの発表を待つしかないが、今回ブラッドリーが述べたように、たとえ物理的に離れていても、レイカーズの選手たちは今季の優勝に向けて、精神的な結束を維持しつづけていることだろう。