2020.03.30

レイカーズACのジェイソン・キッドがレブロンについて「彼は40歳になるまで、自身のIQの恩恵を受ける」

キャリア17年目にして未だに高いパフォーマンスを誇るレブロン[写真]=Getty Images
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衰えを感じさせないレブロン

 今季でNBAキャリア17年目に突入し、シーズン中に35歳を迎えたロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズ。彼のキャリアと年齢を考慮すれば、いよいよ晩年に差し掛かっており、歴代のスーパースターでもキャリア終盤には衰えを感じさせる選手は少なくはなかった。しかしレブロンは未だに高いパフォーマンスを維持し、強烈なスラムダンク、勝負所でのクラッチジャンパーを披露。また今季は平均10.6アシストとリーグ1位の数字を記録しており、これはNBA17年目にしてキャリアハイの数字である。

 レブロンが健康状態を維持するために、多額の資金を身体のケアに充てていることは有名だが、彼が現在も高いレベルで戦える理由はそれだけではないようだ。『Sports Illustrated』によると、レイカーズのジェイソン・キッドAC(アシスタントコーチ)が、レブロンのバスケットボールIQについて言及。レブロンは試合中の一連のポゼッションを正確に記憶していたり、相手のセットプレーを完璧に読み切って、味方に指示を出してターンオーバーを誘発させたりなど、極めて高いIQを誇っている。キッドACは、「レブロンは40歳までバスケットをプレーする上で、自身のIQによって支えられるだろう。そしてそれは今後も常に大きな作用を彼にもたらすだろう。何故なら彼は余計な手段を取らなくて済むからだ。6マイルのレースを走る代わりに、彼は自身のIQの恩恵を受けることで、5マイルのレースを走ることができる」と、コメントした。

 2003-2004シーズンからプロデビューを果たし、現在もなおリーグを代表するスーパースターであるレブロン。その驚異的かつ鮮烈なキャリアは果たしてどこまで続くのか、これからも見届けていきたい。

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