2020.05.22
4月5日(現地時間4日、日付は以下同)。コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)を含む9名が、今年バスケットボール殿堂入りすることが明らかとなった。
ここでは4日に『ESPN』へ掲載された、将来バスケットボール殿堂入りすることが期待できる現役選手たちを紹介していきたい。
※チーム名は略称、原則として各チーム1選手をセレクト
■殿堂入りが確実視される選手たち
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
ケビン・デュラント(ネッツ)
クリス・ポール(サンダー)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
ラッセル・ウェストブルック(ロケッツ)
カーメロ・アンソニー(ブレイザーズ)
ビンス・カーター(ホークス)
ヤニス・アデトクンボ(バックス)
カワイ・レナード(クリッパーズ)
こちらは殿堂入り式典が行われる“スプリングフィールド(マサチューセッツ州)で会いましょう”という殿堂入り確実なリスト。現在のNBAにおいてトップレベルにあり、ベストプレーヤーと評される選手たちの名が並んでいる。レブロン、カリー、デュラント、レナードについては複数回の優勝に加えて、シーズンMVPまたはファイナルMVPを受賞した経験があることから妥当なチョイスだろう。昨季のシーズンMVPアデトクンボはまだ25歳。選手生命を脅かす大ケガに直面でもしない限り、今後キャリアを重ねていくことで自ずと筆頭候補に入ってくるはずだ。
ハーデンとウェストブルックは共にシーズンMVPに輝いた実績を持つほか、前者は驚異的なオフェンシブプレーヤーとして、後者は歴代2位となる146回のトリプルダブルを達成し、昨季まで3シーズン連続で平均トリプルダブルを達成した実力者。
ポールはいずれもNBA歴代7位となる9,607アシスト、2,220スティールを記録する歴代屈指の名司令塔。4度のアシスト王、6度のスティール王に加え、オールNBAチームに8度、オールディフェンシブチームに9度も選ばれた実績は見逃せない。
なお、カーメロはNBA歴代17位の通算2万6,314得点を残しているほか、10度のオールスター選出、6度のオールNBAチーム選出に加えてオリンピックに4度出場し、金メダルを3個も獲得している。
史上最長となる22シーズンをプレーするカーターは、このまま現役を終えてしまうかもしれない。だが通算2万5,728得点はNBA歴代19位にランクインしており、ジェリー・ウェスト(元レイカーズ)やアレン・アイバーソン(元シクサーズほか)、レイ・アレン(元セルティックスほか)といった殿堂入り選手たちの数字を上回っている。優勝やMVPには縁がなかったものの、1990、2000、2010、2020年と、4つのディケイドをプレーした男は殿堂入りすべきキャリアを送ってきたと言っていいはずだ。
■将来殿堂入りすることが期待される選手たち
アンドレ・イグダーラ(ヒート)
ケビン・ラブ(キャバリアーズ)
ラマーカス・オルドリッジ(スパーズ)
カイル・ラウリー(ラプターズ)
ケンバ・ウォーカー(セルティックス)
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
ジョエル・エンビード(シクサーズ)
ルディ・ゴベア(ジャズ)
■議論の余地あり
デリック・ローズ(ピストンズ)
イグダーラは優勝3度に2015年にはファイナルMVPを獲得、ラブは2016年にキャブズ初優勝、ラウリーも昨季ラプターズのNBA初制覇にそれぞれ大きく貢献しており、可能性はあるだろう。
オルドリッジとケンバについては、所属チームを優勝、あるいはNBAファイナルへと導く原動力になることで候補入りするかもしれない。ヨキッチ、エンビード、ゴベアという現役有数のビッグマン勢はまだまだ長いキャリアがあるだけに、今後の活躍に期待したい。
一方、ローズについては史上最年少でシーズンMVPに輝いた実績を持ち、度重なる膝のケガから見事復活したドラマティックなストーリーがあり、選手たちやコーチ陣からの評価も高い。また、中国を中心にアジアで爆発的なシグニシャーシューズの売り上げを誇っており、バスケットボールプレーヤーたちへの影響力の大きさを考慮すれば、殿堂入りする資格は十分あるのではないだろうか。
■候補入りするかは微妙
ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)
ザック・ラヴィーン(ブルズ)
■将来に向けて注目すべき若手
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)
ジャ・モラント(グリズリーズ)
カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)
デビン・ブッカー(サンズ)
ドマンタス・サボニス(ペイサーズ)
ディアロン・フォックス(キングス)
■残念ながら現時点で候補者なし(選手名はしいて言えば、という段階)
マジック(ニコラ・ブーチェビッチ、アーロン・ゴードン、マーケル・フルツ)
ニックス(RJ・バレット、ミッチェル・ロビンソン)
ホーネッツ(デボンテ・グラハム、PJ・ワシントン)
ビールとラヴィーンは、個人としてはリーグ有数の成績を残している。だが所属するチームをもっと勝利へと導くことが求められる。ウィザーズとブルズは、両チームとも今季ケガに泣かされただけに、来季以降の巻き返しに期待したい。
その点、キャリア1、2年目のドンチッチ、ザイオン、モラントにトレイ・ヤング(ホークス)といった選手たちは、すでに勝利へと直結するパフォーマンスを見せており、今後の活躍が楽しみである。
タウンズ、ブッカー、サボニス、フォックスについては、まだまだ長い道のりが待っているものの、今後のキャリアの中でどこまで成長を遂げることができるのか、そしてチームをタイトルコンテンダーへと引き上げることができるか、気になるところだ。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2020.05.22
2020.04.19
2020.04.08
2020.04.03
2020.04.01
2020.03.12