ウェストブルックがジョーダンのキャンプに参加した約20年前のエピソードを明かす

ジョーダンブランドの契約選手としてシグニチャーモデルも展開しているウェストブルック[写真]=Getty Images

「俺はジョーダンと写真を撮ることはなかったし、サインももらってない。あの時は本当にその列に並んでいなかったんだ」と当時を振り返る

 1997-98シーズンのシカゴ・ブルズを追跡した『ESPN』のドキュメンタリー“The Last Dance”が世界中を席巻し、マイケル・ジョーダンやスコッティ・ピペン(共に元ブルズほか)、デニス・ロッドマン(元デトロイト・ピストンズほか)ら当時のブルズの選手たちが改めて注目を集める中、ラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ)がジョーダンとのエピソードを明かした。

 4月22日(現地時間21日)にYouTubeへ公開された“The Tonight Show Starring Jimmy Fallon”へ出演した際、ウェストブルックは10歳か11歳の頃にカリフォルニアで行われたジョーダンのキャンプに参加した当時についてこう話していた。

「俺のコーチが『早く来なさい。来ないとジョーダンと写真を撮ってサインをもらえなくなるぞ』って言ってきたんだ。でも俺は『えぇと、僕は大丈夫です。今その必要はないです』って言ったのさ」。

バスケットボールを超越した人気とカリスマ性を誇るジョーダン[写真]=Getty Images

 ジョーダンと写真撮影してサインまでもらえるのはキャンプの特権であり、バスケットボールをプレーする子どもたちにとっては誰もが憧れること。だがその時、ウェストブルックはピックアップゲームをしている最中だったという。

「だから俺はマイケル・ジョーダンと写真を撮ることはなかったし、彼からのサインももらってない。あの時は本当にその列に並んでいなかったんだ。バスケットをずっとプレーして、ショットを狙ってたのさ。で、キャンプが終わって家に帰ったら、『サイン入りボールはもらえたの?』と親が言ってきてね。『いや、もらってない。ピックアップゲームをしてたんだ』とガチで言ったよ」。

身体全体でバスケットへの熱を醸し出すウェストブルックは、ダンク後のポージングも絵になる[写真]=Getty Images

 ウェストブルックは高校、大学時代と、全米中の注目を集めていたわけではないものの、日々のハードワークが実を結び、今では押しも押されもせぬスーパースターへと成長。NBA入り後にはナイキのジョーダンブランドとエンドースメント契約も結んでおり、シグニチャーモデルを着用してプレーしている。

 ジョーダンのキャンプから約20年が経過した今の時点で、ウェストブルックがジョーダンからサインをもらったかどうかは分からないものの、さすがに写真撮影は済ませているだろう。

モバイルバージョンを終了